自身でHPVを撃退した男性からの嬉しいメール

【椎名さん】
ご無沙汰しております。
以前HPVの治療でお世話になったKです。
去年ベセルナクリームでハイリスクHPVを消失させた後、9価のワクチンを3回打ちました。
その後、特に症状はなかったのですが、念の為HIV、梅毒、B型/C型肝炎の検査を行い、どれも陰性でした。
他にも検査をした方がいいものはありますか?

ちなみにまだ彼女はできておりません。


【Kさん】
お久しぶりです。
やりましたね!
良くここまでやり通せました。
優等生です。
早く素敵な彼女さん出来るといいですね。
その他の検査ですが、性感染症と言われているものには
淋菌、クラミジア、マイコプラズマがあります。
既に淋菌やクラミジアはやってあると思いますが?
アイラボのこれら検査は咽頭を含めると以下のキットになります。
ここまでやらなくても、、、と思いますが一応
https://ilabo-cyto-std.com/onlineshop/item/kit115
またそのうち飲みましょう。
本日頂いたメールの内容、勿論匿名でブログに紹介していいですか?
椎名

【椎名さん】
ご返信ありがとうございます。
淋菌、クラミジア、マイコプラズマですね、ちょっと調べてみます。

ブログに掲載していただいて大丈夫です。
ぜひ、また飲みましょう????

こんな嬉しいことはありません

お付き合いしていた彼女さんが子宮頸がん検診で異常(LSIL)が発覚。
それが原因で彼女さんとは別れる結果に。
いつどこで感染したかそれこそ神のみぞ知る分けですが、
Kさんはアイラボの検査で3種のハイリスク型HPVに感染していたことが判明。

1年がかり、2回のチャレンジで完璧にHPVを退治しました。
完治を八王子市の飲み屋でお祝いした時、Kさんとは初めて会いました。
とても誠実そうな彼。
「完全に退治できておめでとう」と言うと、彼の目には光るものがありました。
“自分が原因で女性を不幸にしたくない”
その強い思いで退治に成功し、
二度と感染しないように9価のワクチンを接種されたとの事。
早く素敵な彼女さんに巡り合えること楽しみにしています。


Kさんが皆さんのためになればと情報を頂き記事にしたものをまとめました。
じっくり見て頂ければKさんも喜ぶと思います。


No.1 10年前に風俗を利用した。5年後彼女がLSILに!そして今俺にHPVが!
No.2ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(1)
No.3 ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(2)
No.4ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(3)
No.5ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(4)
No.6ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(5最終回)

とは言え、(べセルナクリームによる治療)ここまでやる必要はあるのか?
もっと誰にでもできる簡単な方法はないか? 複雑な思いです

Under construction

Kさんは、パートナーの方が検診で異形成と診断され、分かれなけれなならないことになってしまいました。
女性の側からすれば、直近お付き合いしている人に疑いの目は向けられますが、実際のところは「神のみぞ知る」状況かと思います。
このケースは、ご自身が過去に感染の危険性が高い行為の経験があるため、藁にもすがる思いでHPVを排除したい。その強い思いからべセルナクリームに一縷の望みを託されたわけです。
とても強い薬で、尖圭コンジローマには効果があるかも知れませんが、病巣が確定できない(=病気とはいえない)ので、治療の対象にもなっていません。子宮頸部のHPV感染(LSIL)もHPVに感染している状態で病気ではないのですが、その一部が高度扁平上皮内病変(HSIL)へと進展するため、定期検査でfollow-upしているだけで治療は行われていません。
LSILと診断されたケースは、HPVの感染はありますが、特段性生活に制限はないため、(例えば)免疫力で排除されたとしてもパートナー間で(常時)ピンポン感染化している可能性もあります。子宮頸がんは持続感染が問題視されていますが、持続感染かピンポン感染を続けるうちに持続感染になっていくケースも考えられます。もしそうだとすれば、ピンポン感染を抑えることで、持続感染を減らすこともできるのではないか?
基本的には「免疫力による排除」に頼らざるを得ないのが現状と思います。
他の性感染症と同じですが、HPV感染もその効果は若干劣る可能性はありますが、適正なコンドームの使用は持続感染を減らすことにならないか?

kさんのように悩んでいる方、本当にたくさんいます。そしてみんな藁にもすがる思いでいらっしゃいます。
そんな皆さんに私が今言えることは、先ずはしっかりコンドームを使用してください。そして行為が終わったらシャワーできれいにしておいてください。基本的なことですが免疫力に期待したいと思います。コンドームの効果については100%ではありません。しかし、こんな方がいました。「HPVを含め性感染症の危険もあるので、お付き合いを初めた彼女さんとは(2年間)最初から完璧にコンドームを使用して来ました。最近アイラボさんで検査をしたら案の定ハイリスク型の感染があったのでパートナーの方にもHPV検査をして頂きましたが、陰性でした。」コンドームの効果があった可能性があります。

続きはまた。