子宮頸部の円錐切除術後に細菌性腟症が多い

日常の細胞診業務を行っていると、
子宮頸部の円錐切除術後のフォローアップ例に細菌性腟症が多い気がします。
それは私だけでなく、他の細胞検査士も気になっているところらしい。
このような画像はこのブログでたくさん紹介していますが、
細菌性腟症の典型的な例です。
今回の記事は、職員が画像と記事の概略を提供してくれました。
数年前、夜寝ていると足のムズムズのため、睡眠不足になりました。
もともと子宮筋腫があり、不正出血があったので婦人科を受診しました。
すると、ヘモグロビン量が6.1g/dlとひどい貧血状態であることが判明。
足のムズムズは鉄欠乏性貧血によるむずむず脚症候群であることが判明。
筋腫の数も多いことから、内視鏡的子宮全摘術を受けることになりました。
その手術が終わって1年半が経ったこともあり、
細胞検査士である自分が加藤式器具で採取し、自分が標本を作製し、
自分で顕微鏡を観察しました。 
まさしく、完全セルフチェックですね。
なるほど
白血球はほとんどなく、乳酸菌がたくさん見えます。
アイラボの腟内フローラチェックなら「とてもきれい」と評価できます。
先ずは細菌性腟症になっていなかったことが安心だったようです。

円錐切除や子宮全摘の手術では、感染予防のため大量の抗生物質が使われます。
そのために正常細菌叢が乱れ、改善することなしに乳酸菌の仲間が復帰できない状態が継続しているのではないのではないかと推測しましたが、必ずしもそうではなく、
乳酸菌が住みにくい何らかの要因があるのではないかと改めて感じました。

子宮や腟内の治療後に臭いが気になって悩むようなら、
気軽にチェックだけでも受けてみましょう。

安心したかったのでアイラボの子宮頸がん検査を受けてみた

40代後半の方の決断です。
もう何年か前になりますが、パートナー以外の方と一度だけ性交渉がありました。
その後、特に気になる症状はなく、日々これまでと変わらない生活をしています。
パートナー(旦那)とも特に変わったことはありませんが、これまで子宮頸がん検診を受けたことがなかったので、ちゃんと調べておこうと思い、郵送での子宮頸がん検査を受けました。

良く決断しました。大大正解です!

良く決断しましたね。
HPVは感染してもほとんど症状は出ませんが、感染初期に若干外陰部にかゆみを訴える方がいるくらいです。症状も無いのに、医療機関に赴くのも面倒なことですし、ついつい億劫(おっくう)になってしまいますよね。その上、恥ずかしい思いも少なからずあり、子育てなどや仕事で検診を受けない人はたくさんいます。ちなみに日本では2年に一度検診を受ける人の割合は、
2019年の国民生活基礎調査(厚労省)によると、子宮頸がん検診受診率は47.3%であり、2009年に受診率50%を目指したにもかかわらず、10年経っても目標に届いていないのが現状です。
そのため、2019年に子宮頸がんに(罹患)かかった人は10879人、2020年に子宮頸がんで亡くなった人は2887人に上っています。(がんセンター研究所、2022年10月25日更新・確認)こんな中、郵送検査であっても子宮頸がん検査を受けたことこそ、セルフメディケーション(自分の健康は自身で管理する考え)の大切なところです。

果たしてその結果はどうだったのでしょう?

私達は、この細胞を見てHSIL(ハイシル)中等度異形成と診断しました。
この方は細胞診とHPV検査を同時に行う最新の子宮頸がん検査を希望していました。当然のことですが16型16・18型以外が陽性でした。

自己採取は検査施設や採取器具で大きく異なります。

下の表は以前紹介したものですが、HPVが感染してからHSILまでになるためにはかなりの時間がかかります。
また、感染していても(医師採取も同様)常に異常な細胞が出るわけでなく、NILM(異常な細胞は見られない)やASC-US(意義不明な異型細胞)、LSIL(軽度扁平上皮内病変)が出たりでなかったりを繰り返します(第一段階)。
この研究はアイラボの藪崎宏美が日本性感染症学会「2011,12月(HPV持続感染例における細胞形態学的推移)」で発表した一部です。
多くの場合、一旦HSILの細胞が発見されると、毎月同じ様な細胞が確認できるようになります(第三段階)。
このことは、自己採取でもがんが進行する前に発見できることを物語っています。

学会で同時に提示したスライドですが、

同様の現象が見られます。
この方は最下段の検査を受けた後、円錐切除術を実施し、結果は上皮内癌でした。
子宮頸がんガイドラインで自己採取法はすっかり信頼をなくしていますが、
採取器具と検査法さえ間違わなければ有効な方法と思われます。
大切になるのは、検査を提供する側は、採取器具の性能や検査精度を熟知し、しっかり説明責任を果たすことです。また受診者も“チコちゃんに叱られないように” 事前にそれらのことはチェックはすべきと考えます。

自己採取でも、検査を受けて大大正解でしたね

自分がいくら努力しても自分ではどうしようもないがんがあります。
しかし、子宮頸がんはあなた自身が守れるがんなのです。今回ご紹介したように、HPVの感染は誰にでも起こり得るのです。病院に行くのが面倒、医師採取は苦手、等々、、、、理由はあってもあなたの子宮と命を守るのはあなたしかいません。

ASC-USと診断されて悩むカップル

子宮頸がん検診でASC-US/Ⅲaと診断されたので近くの婦人科を受診したところ、クラスⅢaなので組織検査をした方が良いと言われ検査を受けましたが、組織検査で何が分かるのでしょうか?』という質問がありました。

今回はこのことについて考えたいと思います。
現在日本ではベセスダ分類という方法で診断(評価)していますので、ASC-USはあくまでASC-USであって、クラスⅢaではないのです
そう言えば、アイラボに検査を提出して頂いている病院からの医師のコメントに「前回(アイラボではこのような診断はしていませんので、他の医院と思われる)ASC-US/Ⅲa、組織検査異常なし」や「他院でASC-US/Ⅲa、HPV(-)、組織検査異常なし」こんな医師のコメントを時々目にします。、、、ということは、ASC-US/Ⅲaの報告を受け取った婦人科医の中には組織検査まで実施しているケースがかなりあるということかも知れません。
アイラボでは、基本的に医師が判断できているものと理解していますので特にコメントはしていませんが、必要に応じて“HPVの追加検査が望まれます”とコメントすることはあります。

ベセスダ分類を採用する前は、日母クラス分類で診断(評価)していましたが、クラスⅢaと診断された場合はコルポスコピーや組織検査で対応することになっていましたので、ASC-US/Ⅲaは組織検査の対象と考えているのでしょうか?
それとも、「ASC-USは意義不明な異型細胞という診断なので、組織検査をやっておこうという事なのでしょうか?

ASC-USはそんなに心配する必要はない!

ASC-USと診断された時に注意しておきたいのは、HPVの感染があるかも知れない細胞が含まれる可能性があることです。日本産婦人科医会の指針では、ハイリスク型HPVの感染があるかどうかを検査(HPV検査)することを推奨しています。HPV検査で陽性の場合はLSIL(軽度異形成)と同様の対応でコルポスコピーと組織検査が推奨されています。陰性の場合は年に一度の細胞診検査、HPV検査を行わない場合は6ヶ月以内に細胞診の再検査が推奨されています。
この表は風俗で働いている人について細胞診とHPV検査を同時に行った結果で、アイラボの藪崎宏美が日本性感染症学会「2011,12月(HPV持続感染例における細胞形態学的推移)」で発表した一部です。私達は、HPVが感染してから子宮頸がんになるまでを大きく3段階に分けることができると思います。詳細は別の機会に述べたいと思いますが、各表の左は検査年月を示しています。例えば中央の表の一番上の「804」は2008年4月に検査したことを意味します。そして最下段の「1105」は2011年5月になります。3つの表全てにおいてHPV検査は陽性ですが、細胞診の結果は「水色はNILM」「黄色はASC-US」「オレンジ色はLSIL」といった具合に、感染していても異常な細胞が出たりでなかったりを繰り返しています。私はこのような時期を「第一段階」としています。この第一段階の90%は免疫力でHPVが排除されると言われています。
ですから、ASC-USと診断されても、それほど心配することはありませんが、HPVが陰性化するまでは定期的に検査することが大切になります。

ASC-US/Ⅲaの報告は早くなくすべき!

私達診断する側にとっては、ASC-USはあくまでASC-USであって、LSIL(軽度異形成=明らかなHPV感染)よりは細胞の異型が弱く、「HPV感染の可能性もあるのでHPV検査で確認しておいた方が良い」程度の認識で、そんなに心配する状況ではないのです

今回のご相談の様に、「組織検査をすると何が分かるんですか?」とのご質問の背景には、ひょっとしてがんの可能性があるのか?とか、そこまではいかなくてもかなり悪い状況なのか?といった様に心配事が膨らんでしまうのではないかと考えます。
日本における子宮頸がん検診は、1973年以降パパニコロウ分類を元に“日母クラス分類”として使用されてきましたが、1988年米国ベセスダにおいて行われた子宮頸部細胞診に関する会議を境に欧米を中心にこの会議でまとめられた診断基準(ベセスダシステム)が採用されるようになりました。我が国においても2008年以降“ベセスダシステム2001を採用することになりましたが、移行期の混乱を防ぐ意味で“日母クラス分類”と併記されてきました
それによると、ASC-US「意義不明な異型扁平上皮細胞」は推定病変として「軽度扁平上皮内病変疑い」とし、日母クラス分類ではⅡ-Ⅲaとし、次の対応としてはHPV検査が望ましい、または6月以内に細胞診再検査としています。
しかし、2014年以降厚生労働省は子宮頸部細胞診の報告様式をベセスダシステムに一本化し、子宮頸部細胞診運用について記載したこの本においてもベセスダシステムがわが国に公式に導入されて久しく、今日ではこの欄(日母クラス分類)は削除されるべきであろうと記載されています。

しかしそれから10年が経過したにもかかわらず、ゆがめられたままのこの診断報告形態を本気で変えなけれなならないと思います。私がアイラボ以外で関与しているA検査会社では全くその動きはありません。またB社は基本的にASC-US/Ⅲaの報告はしていないが、ユーザー(開業医)からの要望があるところだけ記載しているとの回答がありました。

ASC-US相当の所見でクラスⅢaの報告は早急にやめるべきで、どうしても組織検査を必要とする場合はその旨を丁寧に分かりやすく伝える必要があると思われます。

CIN 1で3ヶ月に一度検査しているんですけど、それって何?

趣味の会で初めてお会いした方に名刺を差し上げましたところ、アイラボさんてどんなお仕事をされていますか?ということで、『子宮頸がんやおりもの検査などをしています』といって、簡単な説明をしました。すると、「私、検診でCINの1と言われ、3ヶ月に一度婦人科を受診していますが、これって(CINの1)どういうことなのか良く分からないんですけど?」婦人科の先生はどのように説明してくれましたかと尋ねると、「何か専門的な説明はしてくれたのですが、私自身全く理解していません。」HPVというウイルスについても説明はなかったんですか?と聞くと、「全くありません」、、、と言うのです。
子宮頸がんとHPVの関係については、HPVワクチンのこともあるし、大半の国民は「知っている」と思い込んでいましたが、お話を聞いている時の表情から、ご自分の(CIN 1 )がHPV感染が原因であることは全く知らなかったようです。お医者さんも、そんなこと当然知っていると思い説明はされなかったのでしょうか?私のブログを見ている皆さんはそんなことないですよね。
立て続けにその方は「HPVの感染って、どうして起こるんですか?」と聞いてきました。
このような方に説明する時は、(その後、パートナーやご主人さんとの対応のことを考えると)一瞬緊張しますが、正直にお話しさせて頂いています。そして、感染しても全く症状がないのでいつ感染したのか全く分からない事多くの女性(日本ではなく欧米の調査では70%)は生涯一度は感染すると言われている事を伝え、だから子宮頸がん検診は世界中で行われている事、トラブルにならないでくださいね、と伝えるようにしています。
このようなことももあり、最近男性のHPV検査が増えています。その理由として、“大切な人に感染させたくないと思う(風俗利用経験があったり、複数の女性とお付き合いの経験がある)男性”、“お付き合いしてもいいけどHPV感染が心配なのでHPV検査を受けてくださいという女性”が増えているようです。

またまた話が横道にそれてしまいました。

この機会にCIN 1について説明しておきましょうね。
CIN 1とはCervical Intraepithelial Neoplasia の略で、日本語では子宮頸部上皮内腫瘍という意味の病理学的表現です。子宮頸がん検診は細胞診という方法で行われますので、(病理学的表現ではなく)
LSIL(Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion) 軽度扁平上皮内病変(軽度異形成)と表現されます。
軽度異形成とは、クラミジアや淋菌と同じようにHPVというウイルスの感染症という位置付けになります。
つまり、この方の現状は、HPV(ヒトパピロマウイルス)という子宮頸がんに関係のあるウイルスが感染しているという意味になります。(この写真は当人のものではありません)

アイラボの報告書で(CIN 1=LSIL)はどんな状態なのか?

この写真は、アイラボの郵送検査や健康保険組合から依頼された方に使用している細胞診の報告書です。一般の方にも理解して頂けるように若干表現を変えています。そしてもし異常が見られた場合、日本中どこの婦人科を受診されても先生方にご理解いただけるように診断の根拠となる細胞の写真を添付しています。
報告書の内容をもう少し個別に説明しましょう。。
この方が診断された「CIN 1」つまり軽度異形成(LSIL)は、子宮頸がん関連病変の中の入り口に相当する段階です。前にも述べたように、“HPVというウイルスの感染がある”という段階で、前がん病変ではありません。しかし、HSIL (高度扁平上皮内病変)の中の中等度異形成になると、人の細胞の遺伝子の中にHPVの遺伝子が組み込まれた状態になり、LSILの感染症から腫瘍の性格を持つ細胞へと性格が変わります。その意味では中等度異形成・高度異形成は前癌病変と言えます。
“ASC-HはHSILの存在が否定できない”時に使われる分類です。

子宮頸部のHPV感染については、その90%が免疫力によって自然に排除されると言われてります。
しかし、残りの10%が感染し続け(持続感染)中等度異形成や高度異形成に進みますので、LSILと診断された場合は定期的追跡検査が必要になります。
最近では、感染しているウイルスの型を調べることも可能になり、アイラボでは「HPVタイピング検査〈ハイリスク13種)」Kit005で調べることができます。
検診で、LSILと診断された時には婦人科を受診することになります。そしてもう一度細胞診検査を受けます。その際は「子宮頸管を含め」検査して頂くことを特に強調しています。その理由は、子宮の入り口から少し奥に入ったところに発生する“子宮頸部腺がん”を見逃さないためです。特に自己採取法で採取されたケースでは十分な細胞が採取されていない可能性があるので、この点を強調しています。(医師採取においても頸管内の細胞が採取されないこともあります)
再検査の結果“NILM”になることは少なくありません。採取の仕方がまずいことや性周期によって細胞が取れにくいことがあるためでです。確かにLSILの90%はいずれNILMになりますが、HPVが排除されたからと考えるのは誤りです。主治医の指示に従って定期的な検査が必要です。
細胞診とは別に、“HPV検査でウイルスがいなくなったかどうかを調べることも可能です。”

追跡検査は面倒がらずに受けましょう。

検診でHPVの感染を見つけたのですから、それを無駄にしないためにも追跡検査は面倒がらずに受けてくださいね。
追跡検査は通常細胞診で行います。LSILからNILMになることは、“異常な細胞がなくなった”ということですが、“HPVが排除された”わけではありません。排除されたかどうかはHPV検査の方が精度が良いと思います。
追跡検査のもう一つの意義はLSILより進行したHSILの細胞に代わっていないか?を見るためです。そのためには細胞診は欠かせない検査になります。

10代でも勇気を出して検査してよかった。

子宮頸がん検診は20歳から?そうですかね。
私は“セックスを始めたら子宮頸がん検診は定期的に”だと思います。
今回は10代後半の女の子についてお話しします。
『おりものがだんだん多くなってきた。でも、病院に行く勇気はない。(理由は)何と言っていいのか分からないから』と言います。そこで病院には行かなくても郵送で検査できる『おりもの&臭いの検査』を選んだと言います。 ちなみにこのキットで調べられるのは淋菌、クラミジア、細菌性腟症、トリコモナス、カンジダ、それに腟炎です。

早速顕微鏡を見ましょう (今回は4枚の写真を見て頂きます)
この検査では、検体が適正に採取されているか? トリコモナスやカンジダはいないか、さらに細菌性腟症が疑われる所見がないか?腟炎を起こしているか?について顕微鏡で観察できる標本を作製します。
(淋菌とクラミジアは他の遺伝子検査に廻します)
この写真は皆さんにおなじみの細菌性腟症の典型的な所見です。
この方が勇気を出して検査してみようと思ったのは細菌性腟症が原因でしたね。
その他にも白血球増加していますので、腟炎を伴っているようです。この写真の中にはトリコモナスやカンジダは見られませんが、淋菌やクラミジアなど、その他の感染症もチェックしておきたいところですね。
他の場所を見ても、細菌性腟症と腟炎を疑う所見は同じですが、写真の中央には核がいくつもあるように見える(異常な)細胞を認めます。HPVの感染による変化なのかな?、、、と考えます。
他の場所には、細胞の大きさに比べ核の占める割合がとても大きな(異常な)細胞もみられます。
核の構造がちょっとおかしく、やはり核の中で何かが起こっているのかな?、、、HPVの感染に伴う変化なのかな?、、、16型の感染があるのかな?、、、中等度異形成(CIN2)程度の病変があるのかな?、、、そんなことを考えながら見ています。
別の場所にはこんな細胞もみられます。
やはり、腟炎だけではこのような細胞は見られないよな?、、、核が2つ存在しますので、やはりHPVの関与を除外することはできない、かといって、典型的な中等度異形成の形態とも若干異なるし、、、(とても迷うところです)、、、(そんなことで)私はASC-H(HSILの存在も否定できない)と考えました。

オリモノや臭いの後ろに異形成(HPV感染に伴う病変)が!

『おりもの&臭いの検査』には本来子宮頸がん細胞診検査は含まれてはいませんが、『おりもの&臭いの検査』を進めている段階でこのような異型細胞が発見されました。このような場合、アイラボでは『今回は通常子宮頸がん細胞診検査のために作製する標本の1/10程の細胞を観察しただけですので、残った検体で「子宮頸がん細胞診検査」「HPV検査」を追加することが可能です。』との報告をします。それらを同時に検査する「最新の子宮頸がん検査」を選ぶこともできます。当然このような追加検査をせずに、婦人科を受診することも可能です。

こうしている間に、淋菌とクラミジアの検査結果が出てきました。
結果は、クラミジアの感染もありました。

勇気を出して検査してよかったね

セルフメディケーション!

病気の早期発見早期治療こそがすべての幸せに通じます。
せっかく検査してこれだけのことが分かったので、必ず婦人科を受診してくださいね

子宮頸がん検診で『AGC』、、、これって何?

この細胞は、加藤式自己採取器具で採取した検体に見られた異型細胞ですが、アイラボでは『“AGC”と診断して、早い機会に婦人科を受診して子宮の入り口(子宮腟部)から少し奥に入った子宮頸部(子宮頸管内)の精密検査を受けて下さい。』と報告しました。“早い機会に”とあえて記載した背景には『子宮頸部腺がん』の存在が強く疑われたからです。
この細胞は、医師がサーベックスブラシという子宮腟部から子宮頸部にかけて細胞を採取する器具で採取しました。前の細胞とは全く様相が異なり、黄色く染まる粘液が特徴的な子宮頸部に発生する腺がんです。このケースも“AGC”と診断し、同様に子宮頸部の精密検査(組織検査)にて確認して頂くよう報告したケースです。
この細胞は、加藤式自己採取器具で採取された細胞です。細胞の核がやや大きくなり、核小体も大きくなっています。このケースは本来自己採取器具では採取し難い子宮の入り口より少し奥からも採取されています。外反といって内側の細胞がめくれるようにして腟内に露出してくれば自己採取器具でも採取されないわけではありませんが、細胞の核が元気そうに見えるので、(良性の変化)と思われますが、念のために婦人科を受診して再検査を受けて頂く事にしたケースです。

この様に“AGC”には様々な細胞が入ってきます。

細胞診とは、採取された細胞を観察してその病変を推定する診断法です。
“がんと診断できるケース” “がんと思われるが断定が困難なもの” “良性の変化と思われるががんの存在も否定できないケース” など、様々な顔つきの細胞が現れたり、観察する検査士によっても診断には幅がります。
今回ご相談頂いた方は、市町村が行う子宮頸がん検診を受けられ、“AGC”と診断されました。その後この方は、最寄りの大学病院を受診し細胞診の再検査と組織検査、さらにHPV検査を受けられたようです。
その結果、細胞診検査ではASC-US(意義不明な異型細胞)と診断されたためハイリスク型のHPV検査を受けられ「陰性」でした。また、組織検査においても異常は見られなかったようです。

検診での“AGC”は何だったのか? 、、、当然の疑問ですね。

少し専門的な話になりますが、私の回答を以下に示します。

AGCとは“atypical glandular cell(異型腺細胞)“という意味です。
腺細胞とは、“腟内は(皮膚と同じ)重層扁平上皮という強い組織(粘膜)で覆われています。これは性行為や出産に耐えられるように厚く幾重にも細胞が重なって丈夫な粘膜です。一方、子宮の入り口から少し奥に入った子宮頸部は粘液を分泌する(単層の)円柱上皮という組織からできています。その接点を扁平円柱接合部(Squamo-Columnar Junction)といいますが、子宮頸がんはこの境目(SCJ)から発生します。
多くの子宮頸がんは“扁平上皮がん”になりますが、一部円柱上皮の性格を持った癌が発生します。これを“腺がん”といいます。
扁平上皮癌に比べて腺がんは少し奥に発生しますので、“検査で見つけにくい”特徴があるし、“たちが悪い”癌なのです。
この癌を見逃さないため、採取する側の医師は“少しでも奥の方から細胞を採取してきよう”としてお奥まで採取できる器具を使って“新鮮な細胞をごっそり”採取してきます。私たち細胞検査士も“腺がんを見逃してはいけない”という思いが強いものですから、少しオーバーに拾い上げざるを得ない状況にあるのです。

扁平上皮癌の場合は、NILM(正常)→ASC-US(HPV感染があるかも?)⇒LSIL(HPV感染がある)⇒ASC-H(HSILお存在が否定できない)⇒HSIL(中等度異形成・高度異形成・上皮内癌などの前がん病変)⇒SCC(扁平上皮癌)といった具合に進行度によって細胞の顔つきが違います。しかし腺がんの場合はそれほど明確な差が現れず、細胞診の判定も難しいのです

AGCとはそういう状況の中で“異型な腺細胞が見られていますので精密検査で確認してほしい”といった診断であり、検査する側の個人差もありますが、そういう状況をご理解頂ければと思います。

(今回の検査で異常がなかったことで安心頂けます)良かったですね。
検診を受けて“AGC”と診断されたことで、病院を受診して精密検査を受けることになってしまったわけです。
結果は、『現在のところ異常はなく、半年後に再検査を受けることになりました。』と、かなり面倒なこになってしまいました。

しかし、細胞診は“怪しい細胞を拾い上げる検査”なのです。
細胞診に携わる私達にとっては、精密検査に廻すべきか、次の検診まで待っても大丈夫な細胞か?大変難しい判断を要求されますので、自身の技術を磨き、常に高い精度を提供する使命感が求められます

“精密検査を要す”の結果を受けた時は、『セルフメディケーション! 自分の健康は自分でしか守れません!』精密検査を受けて“今回は異常ありません”の結果をもらうことが大切なのです。

HPVに感染していても異常の細胞が出るとは限りません

アイラボを開業して20年以上が過ぎました。
特に女性の健康に特化した活動をしてきましたが、その理由の第一は、子宮頸がんや不妊症などの女性特有の病気は早期に発見できれば“大事にはならない”からです。しかし、女性にとってはいつの年代においても“婦人科は敷居が高い”ものです。そして、そのことが早期発見を遅らせてしまうのです。私達でも、“気軽に相談できる場” や “気軽に検査できる場” などの環境づくりなら社会の役に立てると考え、アイラボを立ち上げました。
そして、先ずは病気を知って頂くために、HPやブログでいろいろな病気や、悩み事を紹介し、さらに顕微鏡画像を取り入れ、病気の見える化にも挑戦してきました。
そんなことも少しは役立ったのか、最近自分の健康についてしっかり考える人が増えてきた気がします。

3年2ヵ月間HPV感染者を自己採取法で追跡調査した成績です

この画像は2,011年12月に開催された日本性感染症学会で『HPV持続感染例における細胞形態学的推移』というテーマでアイラボの藪崎宏美が発表したスライドの一つです。
2008年4月の検査で、細胞診ではLSILの細胞が検出され、HPVタイピング検査では16型と51型の重複感染例として始まりました。その後、2,009年1月まで同じウイルスが持続感染しているにもかかわらず、細胞診ではNILM、ASC-US、ASC-H、NILMといった具合に、異型細胞が出たり出なかったりを繰り返しています。『大切なことは、感染していても異常な細胞が必ず検出されるわけではないということです。』2008年2月から2009年3月まで異型細胞は検出されませんが、HPVが消失したわけではないということがこの写真で分かります。
ですから、以前LSIL以上の異型細胞が検出された人は、一回の検査でNILMになったからといって安心してはいけないということをこの写真は教えています。2009年4月の検査では突然ASC-Hの細胞が出ているのです。
この理由は単に細胞診の精度が悪いというだけでなく、細胞を採取する時期(性周期)にも影響することを、大河戸先生は学会で報告しています。
それ以後、LSIL、ASC-US、NILMと顔つきの悪い細胞は出ていないのですが、2009年の9月になると細胞診検査では前癌病変ともいえるHSILの細胞が検出されました。いよいよ癌に近づいてきたのかなと思いきや、またLSILやASC-USといった前がん病変から離れていくような細胞になります。しかし、2010年4月以降は、ASC-H以上の細胞のオンパレードとなります。このように、細胞診では徐々に徐々にですが、顔つきの悪いUSC-H以上の細胞が途切れることなしにいつの検査でも出っぱなしになります
子宮頸がん検診に用いられている細胞診はこのような特性を持っていることが理解できたでしょうか。

私達は2008年11月の細胞は“癌になるのでは?”と予測しました

写真上の細胞でASC-Hと診断しましたが、当時私達はこの細胞を見た時“がんの前駆細胞(将来癌になる最も初期の細胞)”ではないかと思い、“こいつは絶対に注意しなければいけない奴だ!” と勝手に決めつけていました。ところが、私達の顕微鏡にその姿はなかなか見せないのです。2010年4月以降になって、私達の目の前にやっと本性を現し始め、それ以降は毎回HSIL相当の異型細胞が検出されるようになったのです。そしてついに2011年6月の細胞診検査ではHSIL(上皮内癌)相当の細胞になった時点でこの方は円錐切除術を行いました。

患者さんからの嬉しい手紙

自己採取による定期検査で3年以上追跡検査をした結果の全てです。
職業柄定期検査として細胞診も実施していたケースです。検査を受けられた方が皆さんのためになればとのご理解を頂き、こうしてご紹介させて頂きました。
今回は特殊なケースですが、自己採取型の子宮頸がん検診でも、このように役立つ検査なのです
ご当人にも喜んでいただけましたが、私達にとってもとても嬉しいお手紙です。
こちらこそ、ご協力頂きありがとうございました。
セルフメディケーション!
子宮頸がんになる前に円錐切除術などの適切な処置が可能です

私達は「子宮頸がん検査」という言葉は「過去の言葉」とし、これからは癌になる前に発見する検査「HPV細胞診検査」に変えていきたいと考えています。

病院での検査や健診が苦手な人は無理をしなくても検査を受けることが可能です。

心配な方はお気軽にご相談ください。

子宮頸がん検診に(自己採取もあった)ので受診しました

子宮頸がん検診のガイドラインで推奨グレードAには“細胞診単独法(検体は医師採取のみとし、自己採取は認めない)”と“HPV検査単独法(検体は医師採取を原則とする)”があります。

このような中でも種々の理由(採取する医師が確保できない、医師採取が苦手で検診が受けられない、など、)から自己採取を部分的に取り入れている検診機関もあります。当社も自己採取法のメリットデメリットを説明した上で、医師採取が苦手な人のために自己採取法によるキットを提供しています。

細胞診単独検診を採用している検診機関では、ガイドラインで“自己採取は認めない”となっていますので、「せめて苦手な人には(自己採取法を提供したい)」、、、と思いつつも、実施までには至っていない施設が多いと思います。
そんな中、受診者当人にとっても、私達(アイラボ)にとっても『良かった!』と思えることがありました。もちろんそれを決断された検診機関の方々も『良かった!』ではないでしょうか?

今回はそんなケースを紹介しますね。

自己採取でも明らかなHSIL(高度異形成!)の細胞が!

写真左(最初)私達が顕微鏡で見ている弱拡大、「どこにそんなおおかしな細胞があるの?っていう感じ。中央付近にあるよ!
私達細胞検査士はこんな小さな細胞を見逃すことができない仕事なんですよ。

写真右(2枚目)の強拡大では、周りが緑色で、中央が紫に染まる細胞がかたまっています。これが問題の細胞です。
細胞が小さいこと、緑色の細胞に占める(紫で染まる)核の割合がとても大きくなっていることが重要で、私達はこの細胞を見ると高度異形成かな?と推定します。

つまりこの方は“ギリギリセーフ”という段階で上皮内癌のほんの一歩手前という感じです。
今後この方は、婦人科を受診して詳しい検査(組織検査)を行うことになりますが、子宮を全摘することなしに、病巣だけを切除する円錐切除術が行われる可能性が高いと思われます。
自己採取法は認めない」という強い表現がなされているのにはそれなりの理由があるのです。
採取器具の選択や顕微鏡で観察する標本の作り方、さらには写真の様に“異常な細胞の数が少ない上に細胞が小さいので見逃されやすい”という特徴があるのです。この点を十二分に理解しないで自己採取法を提供すると、検査ではなくなってしまうのです。
私達が所属する東京都においても、毎年衛生検査所精度管理事業報告書という形で異常な細胞の検出率などがまとめられていますが、結果を見れば一目瞭然なのです。
私達は、細胞診検査の自己採取法については、子宮頸がん検診の受診率が上がらないこと、医師採取が苦手(絶対にイヤ!という人も)な人達には必要な方法と考えています。
検査を受け入れる側の意識改革が望まれるところであり、アイラボでも協力は惜しみません。
会社が行う検診や自治体が行う検診は苦手(恥ずかしい、忙しい、面倒)と言って検診を受けないのは危険です。自己採取法の場合、「細胞診単独はダメ」というのであれば「細胞診とHPV検査の同時検査」であれば、OKなのではないでしょうか? なぜなら、HPV検査単独法については「医師採取が望ましい(自己採取でも可)」と表現されているように、HPV検査は採取法の違いで結果に大きな差がないからです。
セルフメディケーション自分の健康は自分で守る。アイラボでは「子宮頸がん細胞診検査」と「最新の子宮頸がん検査」を準備しています。
今回のケースは子宮頸がん細胞診検査単独例ですのでこの検査だけでHSIL(高度異形成)の存在が推定できましたが、もしこれがHPV検査単独例であった場合は「陽性」と判定されるだけです。従って、婦人科を受診して改めて医師採取により細胞診検査が行われ、今回と同様にHSILと診断されます。この場合で問題になるのは、HPV検査で「陽性」と判定されたにもかかわらず、婦人科を受診しない人が存在する可能性があるのです。
HPV検査単独法は推奨グレードAになっていますが、こんな危険性があるのです。
アイラボの最新の子宮頸がん検査であったら、細胞診検査はHSIL、HPV検査は「陽性」となりますので、当然、婦人科を受診して精密検査を受けることになります。

HSILの中等度異形成とは

前にも述べましたように現在の子宮頸がん細胞診の診断基準はベセスダシステムを採用しています。詳しいことは別の機会にしますが、子宮頸部扁平上皮内病変に関してはNILM(上皮内病変ではない)、ASC-US(意義不明な異型扁平上皮細胞)、LSIL(軽度異型扁平上皮内病変=軽度異形成)、ASC-H(HSILを除外できない異型扁平上皮細胞)、HSIL(高度扁平上皮内病変=中等度異形成、高度異形成、上皮内癌が含まれます)に分類されています。

中等度異形成はHSILに含まれます。LSIL(軽度異形成)はHPVに感染している状態ですが、中等度異形成は単にHPVが感染しているだけでなく、その細胞の中にHPVの遺伝子が組み込まれた状態であり、がんの方向に向かう準備ができた状態と言った方が分かりやすいかも知れません。しかし、全てが高度異形成や上皮内癌に進むわけでなく、中等度異形成が消失することもあります。その辺を定期的に調べて、もし高度異形成や上皮内癌に進めば円錐切除術が行われます。

中等度異形成が発見されたら組織検査が必須!

細胞診はあくまで推定診断です。上のケースは中等度異形成、下は高度異形成と推定した症例です。
比較的わかりやすいケースを提示したつもりですが、両者がもっと接近した顔つきをしていることも多く、細胞診で明確に分けることができないことが少なくなくありません。
細胞診で中等度異形成と診断しても、高度異形成が存在したり、逆に細胞診で高度異形成と推定しても中等度異形成であることもあります。また時には上皮内癌の成分も含まれることもあります。
従って、最終的には組織検査で確定することが重要になってきます。
子宮頸がん検診でHSILと診断されたケースで、その後婦人科を受診せず、精密検査(組織検査)を受けず、3年が経過した後に細胞診検査を受けて進行したがんが発見されたケースがあります。
せっかく検診でHSILが発見されたのですから、その時点で精密検査を受けていれば、(少なくても)がんが進行する前に(病巣だけを切除する)円錐切除が適用されたと思います。進行してしまうと子宮全摘手術だけでなく、抗がん剤や放射線療法といった厳しい治療になってしまいます。
怖い!、面倒!、、、なんて言っていられません。あなた自身の体は貴女しか守れません。セルフメディケーション! 病院を受診して下さい!

ASC-USってどういうことですか?

アイラボの無料相談に、「エイエスシーユーエス(ASC-US)について教えて頂きたい」という相談がありました。
受診したクリニックの先生が、細胞診の結果が出て「エイエスシーユーエス」でしたと言われました。
その意味が分からなかったのでその先生に質問したところ、「ASC-US以上でもなく、ASC-US以下でもない」という回答でした。
少し怖い感じでしたので、それ以上は質問せず、自宅に帰りこの相談窓口が見つけ、相談させて頂きました。

それって何?
憤慨する思いでしたが、この相談窓口には信じられないほど、医療の現場を危惧する相談が多いのです。

忙しいのか? 面倒なのか? 説明ができないのか?
いずれにせよ、受診者への対応が困難な時は、私達の相談窓口を是非ご利用ください。
私達の無料相談窓口のスタッフは、医師ではありませんが、臨床検査技師、細胞検査士、日本性感染症学会認定士の資格を有しています。

ASCとは異型扁平上皮細胞(atypical squamous cells)と言う意味で、ASCにはASC-USとASC-Hに分けられています。前者のASC-USは意義不明な異型細胞と定義されていますが、実際にはHPV感染に伴う変化、つまり軽度扁平上皮内病変(LSIL)の存在が否定できない(軽度異形成があるかもしれない)が含まれます。それに対してASC-Hは(中等度異形成、高度異形成及び上皮内癌)のような前がん病変(HSIL)の存在を否定できない位置付けになっています。
従って、ASC-USには、“意義不明な”とあるようにその由来がはっきりしないものから、HPV感染が否定できないものまで種々の細胞が含まれます。かなり幅広の基準になっていますので子宮頸がん検診の場合このASCは5%以内に収めることになっています。
そして最も大切な点は、ASC-USと診断された場合、子宮頸がんの原因となるハイリスク型HPVの感染者を拾い上げる目的でHPV検査を追加することになっています。

ASC-US(アスカス)とした細胞はこんな感じ

私達がASC-USと診断した一例です。
このケースは正常の細胞に比べ、核が大きくなっている点で正常とは異なりますので、NILMと診断するには抵抗があります。また、LSIL(軽度異型扁平上皮内病変=軽度異形成=HPV感染が明らか)と診断するには核の濃さ(専門的には核のクロマチン量)が乏しいため踏み込んでLSILと診断することも難しいのです。従って「はっきり言えない」という位置付けなんです。ですから医師が「ASC-US以上でも以下でもない」ということは誤ってはいないのですが、患者さんの質問の答えにはなっていないし、優しさがないのです。
私は相談者にこう答えました。
「(かなり心配していたので)ASC-USはあまりはっきりしたことが言えないチョット異型のある細胞が出たということですので、今の段階では子宮頸がんを心配するようなことは全くありません。ただ、ASC-USの細胞が出ていたという時には子宮頸がんの原因になるHPVというウイルスの感染があるかも知れませんので、世界的にHPV検査を追加して調べることになっています。もちろん保険の適用になります。結果は次に来院するときまでには分かります。(必要があれば)もし陽性になったとしてもその90%は自然にいなくなりますが、10%程が感染し続けるのて、それを定期的に調べていくことになります。今は全く心配いりません。

たった1分で済む話です。
ASC-USという結果が出たら、先ずはHPV検査で感染の有無を調べましょう。
もし陽性であった場合は定期的にチェックしましょう。せっかく検診でASC-USという異常が指摘されたのですから、セルフメディケーション!主治医の指示に従って追跡検査を受けましょう。もし疑問が残る場合はそのままにせず、セルフメディケーション!アイラボの無料相談をご利用ください。