子宮頸がんはHPV(human papillomvirus ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染で起こります。
■HPVの種類とリスク これまで200種以上が発見されていますが、人の性器に関係するのはこの表に示したものを含め、おおむね40種といわれています。その中で高リスク(ハイリスク)といわれているのが13種ですが、検査機器によっては66型も含まれ、14種になります。また中間群に入っている73型と82型もハイリスク型の候補にあげている研究者もいます。国や地域によって多少異なり、日本では73型が検出されるのはまれです。82型については、アイラボでも細胞診で高度異形成と診断したにもかかわらずHPV検査で陰性であったケースを6例経験していますので、候補型として注目しています。
■高リスクHPVの感染は見た目では分からない 女性は子宮頸がん検診でASC-USやLSILと診断されると感染が疑われたり感染が明らかになりますが、男性には感染を知る機会がほとんどありません。そのため、知らないうちにパートナーへうつしてしまうことがあります。※感染していても見た目症状がないため病気と認定されませんが、他の人にうつしま(STI)。
■低リスク型(6型・11型)
子宮頸がんとは関係が弱い「低リスク型」ですが、性器に 尖圭コンジローマ(いぼ) をつくるため、治療が必要な病気として扱われます(STD)。
■HPV感染の経過
HPVは主に性行動が活発になる10代後半〜20代で感染します。
感染しても 約90%は免疫の力で自然に排除されますが、約10%はウイルスが残り続け(持続感染)、その一部が子宮頸がんへ進行します。
例えば15歳で感染 → 25歳以降にがん化の可能性、20歳で感染 →30歳以降にがん化の可能性
このように、子育て中の若い女性ががんになることが多いため、子宮頸がんは「マザーキラー」とも呼ばれます。
■ 最も危険な型:16型
数あるHPVの中でも 16型が最も危険です。
特に若い女性の子宮頸がんの多くは、この16型の持続感染が原因となっています。
■HPVの種類とリスク これまで200種以上が発見されていますが、人の性器に関係するのはこの表に示したものを含め、おおむね40種といわれています。その中で高リスク(ハイリスク)といわれているのが13種ですが、検査機器によっては66型も含まれ、14種になります。また中間群に入っている73型と82型もハイリスク型の候補にあげている研究者もいます。国や地域によって多少異なり、日本では73型が検出されるのはまれです。82型については、アイラボでも細胞診で高度異形成と診断したにもかかわらずHPV検査で陰性であったケースを6例経験していますので、候補型として注目しています。
■高リスクHPVの感染は見た目では分からない 女性は子宮頸がん検診でASC-USやLSILと診断されると感染が疑われたり感染が明らかになりますが、男性には感染を知る機会がほとんどありません。そのため、知らないうちにパートナーへうつしてしまうことがあります。※感染していても見た目症状がないため病気と認定されませんが、他の人にうつしま(STI)。
■低リスク型(6型・11型)
子宮頸がんとは関係が弱い「低リスク型」ですが、性器に 尖圭コンジローマ(いぼ) をつくるため、治療が必要な病気として扱われます(STD)。
■HPV感染の経過
HPVは主に性行動が活発になる10代後半〜20代で感染します。
感染しても 約90%は免疫の力で自然に排除されますが、約10%はウイルスが残り続け(持続感染)、その一部が子宮頸がんへ進行します。
例えば15歳で感染 → 25歳以降にがん化の可能性、20歳で感染 →30歳以降にがん化の可能性
このように、子育て中の若い女性ががんになることが多いため、子宮頸がんは「マザーキラー」とも呼ばれます。
■ 最も危険な型:16型
数あるHPVの中でも 16型が最も危険です。
特に若い女性の子宮頸がんの多くは、この16型の持続感染が原因となっています。
こちらは23歳の時初めて自己採取による子宮頸がん細胞診とHPV検査を受けました。
最初の検査(2008.4)で軽度異形成(LSIL)と診断され、16型と51型の重複感染を認めています。7か月後(2008.11)にASC-Hの細胞が検出されましたが、2010年2月まではNILM~HSILの細胞が出たり出なかったりを繰り返し、2010年4月以降はHSIL相当の細胞が毎回検出されるようになりました。そして、2011年6月に写真下のような細胞が検出され、私達はHSIL(上皮内癌の疑い)と診断しました。この方はその年の12月に円錐切除術を行っています。
風俗の仕事をされていたため、自己採取法で定期的に性感染症検査を実施していた貴重なケースですが、医師採取でも同様な経過を辿るのが多いと思います。
最初の検査(2008.4)で軽度異形成(LSIL)と診断され、16型と51型の重複感染を認めています。7か月後(2008.11)にASC-Hの細胞が検出されましたが、2010年2月まではNILM~HSILの細胞が出たり出なかったりを繰り返し、2010年4月以降はHSIL相当の細胞が毎回検出されるようになりました。そして、2011年6月に写真下のような細胞が検出され、私達はHSIL(上皮内癌の疑い)と診断しました。この方はその年の12月に円錐切除術を行っています。
風俗の仕事をされていたため、自己採取法で定期的に性感染症検査を実施していた貴重なケースですが、医師採取でも同様な経過を辿るのが多いと思います。
子宮頸がん検診にはどんな方法があるか?
日本における子宮頸がん検診の始まりは1960年代後半からで、半世紀以上細胞診が主役を務めてきました。その詳細は、私が編集した『細胞検査士会創立三十周年記念誌』に詳しく記載されています。その一方で、子宮頸がんに関する研究は著しく進み、子宮頸がんの発生にはHPV(ヒトパピローマウイルス)感染が出発点であることが明らかになり、HPVに関する研究も急速に進みました。こうした科学的知見を背景に、日本では2024年4月から HPV検査が子宮頸がん検診の新たな柱となりました。
■細胞診は、HPV感染に伴う細胞の形態変化(異型度)を観察し、前がん病変の進行度を推測する検査です。一方、■HPV検査は高リスクHPVの感染有無を調べ、陽性者を細胞診で追跡していくものです。
HPV感染の有無を知るという目的に限れば、HPV検査は細胞診より高い精度を有していますが、HPV検査が陽性であっても、その時点でどの程度の異常が生じているかは分かりません。つまり前がん病変の推定という点では、細胞診の役割は依然として重要です。
今回HPV検査が導入された理由は、「細胞診の精度が低いから」ではなく、検診間隔を2年から5年に延ばすことで経費削減や受診率の向上が期待されます。HPV検査は前がん病変を直接評価する検査ではなく、あくまで感染の有無を確認するための検査である点を理解する必要があります。
■細胞診は、HPV感染に伴う細胞の形態変化(異型度)を観察し、前がん病変の進行度を推測する検査です。一方、■HPV検査は高リスクHPVの感染有無を調べ、陽性者を細胞診で追跡していくものです。
HPV感染の有無を知るという目的に限れば、HPV検査は細胞診より高い精度を有していますが、HPV検査が陽性であっても、その時点でどの程度の異常が生じているかは分かりません。つまり前がん病変の推定という点では、細胞診の役割は依然として重要です。
今回HPV検査が導入された理由は、「細胞診の精度が低いから」ではなく、検診間隔を2年から5年に延ばすことで経費削減や受診率の向上が期待されます。HPV検査は前がん病変を直接評価する検査ではなく、あくまで感染の有無を確認するための検査である点を理解する必要があります。
アイラボの「最新のHPV検査」とは
子宮頸がん検査、それは一般的に言うと『(医師が採取する)細胞診検査』で行われますが、この検査を定期的に受けていれば子宮も命を守ることができます。しかし、日本女性がこの検査を定期的に受けている人は43.6%で頭打ちの状況です。その主たる理由は、恥ずかしい、忙しい、面倒という言葉で説明できますが、それだけではありません。自分はHPVに感染している可能性は分かっていても、特に症状がないから、仕事を優先させたいから、自分に限ってそれが大変なことになるとは思っていないから、等々、自分に都合の良い方向で片付けようとしてしまいがちです。実は、それこそが子宮頸がんの落とし穴なのです。
アイラボの郵送検査は、検診に行くのが「恥ずかしい、忙しい、面倒」な人に提供するものです。
アイラボの郵送検査は、検診に行くのが「恥ずかしい、忙しい、面倒」な人に提供するものです。
■HPV検査はハイリスク型HPVの感染かあるかどうかを調べる検査です。 アイラボでは、セルソフトという採取器具を使って自分で採取してポストに入れるだけの郵送検査を提供しています。これなら医師採取が苦手な人、子育て中や仕事・学業などで時間が取れない方、検診に行くのが面倒に思う方でも自宅で検査が受けられます。会社の健康保険組合様の中には、通常の検診が苦手な人にもこの方法が採用されています。HPV検査で陰性の場合、次の検査は5年後になり、陽性の場合は医療機関を受診して細胞診での精密検査を受けることになります。検診を受けるのが苦手な人達ですから、■せっかく採取した検体は無駄にしない。それが私達が提供すキットの特徴です。具体的には、HPV検査の前に細胞診標本を作製し、顕微鏡で膣内環境をチェックしています(婦人科の先生が行う内診のようなものです)。気になる所見が観察された時はHPV検査報告書にその旨を記載し、希望があれば残った検体で追加検査が受けられるアイラボ独自のサービスです。
エヴァリンブラシとセルソフトの検体採取能力を比較
■自己採取器具は医師に代わるもの、器具の精度が重要!
私達は郵送検査(医師でなく素人が自分で採取す)の必須条件として、「検体が適正に採取されているかの確認=検体の適否判定」を掲げています。取り扱うすべての検体は、検査前に目的の細胞が採取されているか(パパニコロウ染色標本を作製して)顕微鏡で確認しています。エヴァリンブラシはHPV検査専用に開発された膣内容物をからめとってくる(膣検体採取器具)器具で、世界的に流通し、医師採取と同等の精度が確認されているため、米国FDAもこの器具による自己採取を認めています。しかし、私達の郵送検査必須条件(検体の適否判定)を満たせないため、アイラボでは、子宮頸がん検査用子宮膣部(子宮頸がんの好発部位)擦過器具セルソフトを採用しています。両者の比較研究を行ったのがこの表ですが、■HPV採取能力には大きな差は見られません(この実験ではエヴァリンブラシで採取した後セルソフトで採取しています)。赤枠で囲った部分はセルソフトだからできることです。HPV検査で「陽性」になった場合、医療機関を受診して細胞診検査を受けなければなりません。しかし、「怖くて受診を躊躇してしまう」こともありますので(アイラボの無料相談より)。不安を和らげる意味でアイラボの最新のHPV検査は「HPV陽性例は細胞診を追加して報告します。」
私達は郵送検査(医師でなく素人が自分で採取す)の必須条件として、「検体が適正に採取されているかの確認=検体の適否判定」を掲げています。取り扱うすべての検体は、検査前に目的の細胞が採取されているか(パパニコロウ染色標本を作製して)顕微鏡で確認しています。エヴァリンブラシはHPV検査専用に開発された膣内容物をからめとってくる(膣検体採取器具)器具で、世界的に流通し、医師採取と同等の精度が確認されているため、米国FDAもこの器具による自己採取を認めています。しかし、私達の郵送検査必須条件(検体の適否判定)を満たせないため、アイラボでは、子宮頸がん検査用子宮膣部(子宮頸がんの好発部位)擦過器具セルソフトを採用しています。両者の比較研究を行ったのがこの表ですが、■HPV採取能力には大きな差は見られません(この実験ではエヴァリンブラシで採取した後セルソフトで採取しています)。赤枠で囲った部分はセルソフトだからできることです。HPV検査で「陽性」になった場合、医療機関を受診して細胞診検査を受けなければなりません。しかし、「怖くて受診を躊躇してしまう」こともありますので(アイラボの無料相談より)。不安を和らげる意味でアイラボの最新のHPV検査は「HPV陽性例は細胞診を追加して報告します。」
アイラボの報告書の1例です
上段にはハイリスク型HPV13種(現在は14種)をより危険な順に左から紹介しています。その下には、検体の適否判定、膣内環境(このケースでは白血球の増加(炎症)が見られる旨)を報告し、HPV検査結果が記載されています。この症例は16、18型以外のHPVが陽性ですので、残った検体で細胞診を実施し、LSIL(軽度異形成)と診断し、写真も添付しています。コメント欄には「この検査では子宮の入り口から少し奥に入ったところにできる子宮頚部腺がんを早期に発見できない可能性もあるので、この報告書を持参して婦人科を受診して下さい。」と記載されています。
上段にはハイリスク型HPV13種(現在は14種)をより危険な順に左から紹介しています。その下には、検体の適否判定、膣内環境(このケースでは白血球の増加(炎症)が見られる旨)を報告し、HPV検査結果が記載されています。この症例は16、18型以外のHPVが陽性ですので、残った検体で細胞診を実施し、LSIL(軽度異形成)と診断し、写真も添付しています。コメント欄には「この検査では子宮の入り口から少し奥に入ったところにできる子宮頚部腺がんを早期に発見できない可能性もあるので、この報告書を持参して婦人科を受診して下さい。」と記載されています。
子宮頸がん検査CERVICAL CANCER TEST
アイラボの子宮頸がん細胞診検査(自己採取郵送検査)
半世紀も前のことですが、ある検査会社で細胞診のお手伝いをしていた頃、婦人科クリニックから提出される検体のかなりの数が適切ではない標本があり、“標本不適正のため判定不能”という結果を返すことがありました。すると、そのクリニックを担当していた営業マンが医師に怒鳴られたり、担当の細胞検査士に直接電話がかかってきたり、他の検査会社にかえるそ!、等の問題に苦慮していました。そんなある日、当日私が検査する分として30件が私の机に置かれていました。それら全てが素晴らしい標本でしたので、担当者に尋ねてみると、「加藤式という器具で自分で採取した検体です。きれいな標本でしょ?」という返事が返ってきました。しかし、その担当者からは、「自己採取検体が素晴らしいと口外しないでください。」との言葉。その言葉の裏には何か強い圧力を感じました。「承知しました何か事情があるのですね。」といって話はそこで終わりましたが、「いつか、自分が責任ある立場になったら「加藤式自己採取」についてじっくり挑戦してみようと思っていました。それはお医者さんが作製した標本が適切でないという理由だけでなく、いつの世になっても、婦人科の敷居は高く“いつもと違う症状があるけど、病院に行くのはチョット?”、“検診を受けなければとは思っても立ち止まってしまう人”、そんな現状を少しでも改善できればとの思いがあったからです。
郵送検査は自己採取が前提ですので、医師の代わりをする■採取器具の選択はとても重要です。それだけではありません、採取された■検体をどう処理するか?適正に作製された標本を■使命感をもって検査できるか?この3つの条件全てが適正に行われなければならないのです。
郵送検査は自己採取が前提ですので、医師の代わりをする■採取器具の選択はとても重要です。それだけではありません、採取された■検体をどう処理するか?適正に作製された標本を■使命感をもって検査できるか?この3つの条件全てが適正に行われなければならないのです。
加藤式の改良型セルソフト(新発売)
■セルソフトは大阪大成化工株式会社と共同で開発しました。
すでに400万本の実績があり、安全性が確認されている加藤式自己採取器具を改良しました。器具本体は若干細くして白からピンクに変え、恐怖感を和らげました。素材を環境に配慮して植物由来にしたことで、軽量化の恩恵を受け操作性も向上しました。内部構造を改良したことで液漏れも改善しました。セルソフトは細胞診だけでなく、HPV検査などの遺伝子検査や婦人科感染症の総合的検査、さらに膣内環境を調べる膣内フローラ等の検査に対応できるのが特徴です。
セルソフトの活用はユーザー(主に検査会社)の皆さんが工夫して使用して頂く事も出来ますが、アイラボではセルソフト使用のための講習や販売も行っていますのでお気軽にご相談ください。☎ 042-652-0750
すでに400万本の実績があり、安全性が確認されている加藤式自己採取器具を改良しました。器具本体は若干細くして白からピンクに変え、恐怖感を和らげました。素材を環境に配慮して植物由来にしたことで、軽量化の恩恵を受け操作性も向上しました。内部構造を改良したことで液漏れも改善しました。セルソフトは細胞診だけでなく、HPV検査などの遺伝子検査や婦人科感染症の総合的検査、さらに膣内環境を調べる膣内フローラ等の検査に対応できるのが特徴です。
セルソフトの活用はユーザー(主に検査会社)の皆さんが工夫して使用して頂く事も出来ますが、アイラボではセルソフト使用のための講習や販売も行っていますのでお気軽にご相談ください。☎ 042-652-0750
アイラボ式検体処理と標本作製法
■アイラボ式検体処理法\
加藤式を開発した加藤先生は採取したスポンジ部分を直接スライドガラスに塗る方法(写真従来法)を提案しています。しかし、私の経験では塗抹周囲に異型細胞が多くみられる傾向があるため、スポンジ部分全体を保存液の中に洗い出し、遠心分離した細胞成分を均一に塗抹する方法に変えました。(詳細はこちら岡山論文参照)残った検体はHPV検査、クラミジアなどの感染症検査、Femバランスチェックなどの追加検査のため2週間保存します。
加藤式を開発した加藤先生は採取したスポンジ部分を直接スライドガラスに塗る方法(写真従来法)を提案しています。しかし、私の経験では塗抹周囲に異型細胞が多くみられる傾向があるため、スポンジ部分全体を保存液の中に洗い出し、遠心分離した細胞成分を均一に塗抹する方法に変えました。(詳細はこちら岡山論文参照)残った検体はHPV検査、クラミジアなどの感染症検査、Femバランスチェックなどの追加検査のため2週間保存します。
アイラボの自己採取検体取り扱い認定書
■自己採取法による細胞診検査従事者には認定書を発行しています。
自己採取法は、その精度の低さから「子宮頸がん検診ガイドライン」」では認められていない方法です。先にも述べたように、検診の受診率が頭打ちの状態ですので、少しでも精度を高め、希望者(郵送検査)には自己採取法を勧めています。アイラボでは検査精度を左右する3つの因子「採取器具選択の重要性「検体処理と標本作製技術の習得「顕微鏡を観察する時の使命感をしっかり教育し、その過程を終了した細胞検査士には社内用「認定書」を発行し、取得者が業務に従事しています。
自己採取法は、その精度の低さから「子宮頸がん検診ガイドライン」」では認められていない方法です。先にも述べたように、検診の受診率が頭打ちの状態ですので、少しでも精度を高め、希望者(郵送検査)には自己採取法を勧めています。アイラボでは検査精度を左右する3つの因子「採取器具選択の重要性「検体処理と標本作製技術の習得「顕微鏡を観察する時の使命感をしっかり教育し、その過程を終了した細胞検査士には社内用「認定書」を発行し、取得者が業務に従事しています。
■アイラボの自己採取細胞診実施件数と診断成績
2017年度までは風俗営業従事者の定期検査が含まれていますが、それ以降は含まれていません。私達のこれまでの経験を総括すると、自己採取法による子宮頸がん検診は3つの条件を遵守することができれば医師採取と変わりません。しかし、子宮頸部の奥に発生する子宮頸部腺がんは早期に発見できない可能性があることをしっかり示すことが重要であると思います。
2017年度までは風俗営業従事者の定期検査が含まれていますが、それ以降は含まれていません。私達のこれまでの経験を総括すると、自己採取法による子宮頸がん検診は3つの条件を遵守することができれば医師採取と変わりません。しかし、子宮頸部の奥に発生する子宮頸部腺がんは早期に発見できない可能性があることをしっかり示すことが重要であると思います。
加藤式及びセルソフトの機能と有効性
■セルソフトの有効性と弱点を理解することが重要
写真で示したように、セルソフトの本体(プラスチックの筒の部分)は子宮腟部(子宮の入り口)の少し手前まで到達します。ハンドルを押すことでさらにスポンジ部分が子宮腟部/頸部(子宮頸がんが発生する部位:青く示したところ)、更にその奥にある後腟円蓋部(自然に剥離した細胞などが溜っているところ)まで入ります。そこでハンドルを6回転させますので、子宮腟部/頸部を擦過し、後腟円蓋部に溜った細胞も絡め採ってくる優れものです。しかし、黄色の丸で示した子宮体部や子宮頸部の奥を直接擦過することはできませんので、それら部位に発生したがんを早期に発見できないことがあります(弱点)。
この器具を提供する側は使用者にこの点を十分な説明や対策を講じる必要があります。
写真で示したように、セルソフトの本体(プラスチックの筒の部分)は子宮腟部(子宮の入り口)の少し手前まで到達します。ハンドルを押すことでさらにスポンジ部分が子宮腟部/頸部(子宮頸がんが発生する部位:青く示したところ)、更にその奥にある後腟円蓋部(自然に剥離した細胞などが溜っているところ)まで入ります。そこでハンドルを6回転させますので、子宮腟部/頸部を擦過し、後腟円蓋部に溜った細胞も絡め採ってくる優れものです。しかし、黄色の丸で示した子宮体部や子宮頸部の奥を直接擦過することはできませんので、それら部位に発生したがんを早期に発見できないことがあります(弱点)。
この器具を提供する側は使用者にこの点を十分な説明や対策を講じる必要があります。
アイラボの自己採取型細胞診の報告書
■可能な限り受診者に分かりやすい報告書を作成
受診者のみならず、日本全国どこのクリニックを受診しても先生方にご理解頂けるような内容にしています。アイラボの郵送検査の特徴は、おりものの異常や感染症が疑われるときは追加検査ができる点です。勿論、異型細胞が見られた時はHPV検査の追加も可能です。検体はおおむね2週間保存しております。
自己採取における弱点および対応も記載しております。
受診者のみならず、日本全国どこのクリニックを受診しても先生方にご理解頂けるような内容にしています。アイラボの郵送検査の特徴は、おりものの異常や感染症が疑われるときは追加検査ができる点です。勿論、異型細胞が見られた時はHPV検査の追加も可能です。検体はおおむね2週間保存しております。
自己採取における弱点および対応も記載しております。
