アイラボのキット紹介(1)
(男性性器のHPVタイピング検査)

2017年頃から男性性器のHPVタイピング検査を世に送り出しました。
その訳は「子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因である事
HPVはセックスで感染する事
従って
子宮頸がんは女性だけの問題ではない事
を国民に理解して頂くきっかけになればとの思いからキット化しました。

そんなこと(皆)知っているよと思いつつも

特別企画の枠で出展させて頂きました。
この展示会の最後にご挨拶させて頂く機会があり、子宮頸がんの原因はHPVというウイルスがセックスで感染するので、女性だけの問題ではないことをアピールしました。
ご挨拶終了後席に戻ると、若者(男性)数名が近寄り、「全く知らなかった。自分はヤバいかも?」と言っていました。外交辞令かなと思いつつも、これが社会の実態ではないかと改めて痛感しました。

現実にこんな悩みを抱える男性は少なくありません

「はじめまして。御社WEBやブログを拝見し、男性のHPVウイルスの検査及び罹患していた場合の治療について相談させていただきたくメールをさせていただきました。私は10年ほど前から風俗にはまってしまい、HPVに関する知識のなさから、妻が異形成と診断されたにもかかわらず、子宮頸がんとHPVウイルスに対する関係性をしっかりと学ばずに過ごしてきてしまいました。
(一部省略)
上記のような私のこれまでの行いから、一般的な性感染症に関する検査は地元の泌尿器科で検査をしてもらい罹患や発症などは認められませんでしたが、HPVの特にハイリスク型についての検査と罹患していた場合は治療を強く望んでおります。検査としては、”男のHPVタイピング検査(ハイリスク+コンジローマHPV)”が最適なのかなと考えておりますが、検査後のご相談がある場合は適切な病院の紹介や治療薬の入手方法などについてもご相談に乗っていただけるのでしょうか。どうかご回答の程よろしくお願いいたします。」

このような悩みを抱える男性は決して少なくありません。
子宮頸がんは女性だけの問題ではありません。
どうしたらよいのか?皆さんと一緒に考えてまいりましょう。

風俗利用の背景に潜むSTI

いろいろなご意見はあろうかと思いますが、
風俗の利用については特段の罪悪感もないのでしょうか?
以前、ある職場で風俗利用を誇らしげに話す上司がいましたが、周りにいる人も特段それを咎(とが)めるどころか、うらやましそうな雰囲気で話が盛り上げっていたことを思い出しました。しかし、淋病やクラミジア、更に梅毒やHIVなどの病気については比較的神経質な人もいる様ですが、HPVがセックスで感染し大切な人にうつすことなど多くの男性は知る由もなかったのです。パートナーが検診で異形成と診断された時、初めて現実の話として降りかかってくるのです。
ハイリスク型HPVは感染しても全く症状が出ない(STI)ので、気が付かないうちに大切な(奥様や彼女さん)方にうつしてしまうのです。
うつされた方もSTI(全く症状がない)なので、検診がなければ(検診を受けなければ)気が付かず進行した癌になってしまうのです

進行するまで全く症状がないわけではないが?

進行がんになる前にも不正出血やオリモノの異常、異臭といった症状が現れます。
しかし、女性にとって性器からの出血は(月経で)慣れたもの、オリモノや異臭で悩んだことがある人は(私達の調査で)91%です。なので、そのような症状が進行がんの前兆であることと結びつかない事がある様です。
私の友人の奥様が子宮頸がん進行期分類Ⅰb期で発見された時も、奥様はオリモノや臭いは気になっていたものの「いつものことか?」とたかをくくっていたそうです。しかし、ご主人から「お前最近臭いぞ子宮がんの検査を受けて来いよ」と言われたことで婦人科を受診し進行した癌が発見されたそうです。このご主人は(たまたま)子宮頸がんが進行すると臭くなることを知っていたから忠告できたのです。
この記事は2022.9.30のブログ「旦那からの一言で命が」で紹介しています。

家族のため、パートナーのため、自分のため
子宮頸がんは女性だけの問題ではありません

今の自分の状態を知っておくことも大切ではないでしょうか?
ここでご相談させて頂いた男性については、病院をご紹介させて頂きました。

この検査の特徴と検査精度について

男性性器のHPVタイピング検査とは、子宮頸がんのハイリスク型13種と尖圭コンジローマの原因となる6型・11型の感染があるかどうかを調べるものです。
やり方は極めて簡単、湿らせた綿棒で亀頭の先端から陰茎の根元まで(セックスで擦れる部分全て)まんべんなく擦って頂きます(2本とも使ってください)。HPVは皮膚の表面にいますので、検査の精度は十分な細胞が採取されるか否かで決まります。高価な検査ですのでしっかり採取して頂きます。検査法は高感度多種HPV検出法(UniplexE6/E7PCR)という私達独自の方法で調べます。感染している細胞が一個でもあれば(ウイルス100個)検出できる方法で、すべての型を同じ感度で検出できますのでご安心ください。

男性性器のHPV感染が顕微鏡的に子宮腟部と同じなら

HPVに感染していでも異型細胞がみられないことも

このケースは3種類のハイリスク型HPVに感染してしています。
多くの細胞に核は見られませんが、2つの細胞に核を認めます。
子宮腟部にこのような細胞がみられてもそれほど気になりませんが、男性性器の場合このような細胞も感染している可能性はあります。
このように、核が大きく、核の染まりが濃くなってくると子宮頸部細胞診のLSIL(軽度異形成)の細胞に顔つきが似てきます。
このように、細胞が大型で多核化し、オレンジ色に染まる角化を示す細胞は子宮頸部の軽度異形成と全く同じです。

子宮頸部の異形成の診断に酢酸加工という方法が

子宮腟部の病変をコルポスコープで観察しやすくするために酢酸加工という方法があります。
細胞の核密度が高い部位が白く変化するため、異形成がある部位が分かります。
男性性器(亀頭から陰茎にかけて)の場合、感染部位がどこかは虫眼鏡で見ても分かりませんが、顕微鏡で見ると写真に示す変化があるので、技術を駆使すれば感染部位を特定できるのではないか?
Kさんが以前チャレンジしたべセルナクリームを塗布する範囲もある程度限定されるのかな?
(何の根拠もありません)が、HPVの感染に気が付いた多くの男性のためにお医者さん達に考えて頂ければいいな?

そうか!

男性にもHPVは女性と同じくらい感染しているはず。でも、女性に比べると男性性器が癌になる確率ははるかに少ないことを考えれば、男性のHPV感染も自然治癒がかなりあるのかな?

真実を知ることこそゼロへの第一歩

女性の子宮頸がん検診でASC-USやLSILと診断されても(病気ではないので)治療はなく、(より高度な状態への進展がないか)追跡検査=フォローアップを行います。しかし、男性に関しては、HPV検査や細胞診による検診がないため、HPV感染の温床になっていると思われます。子宮頸がんは女性だけの問題ではないとの意識改革を男性にも理解して頂く事が子宮頸がんゼロへの一歩と考えています。

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*医療器具の為、発送後のキャンセル・返品はお受けしておりません。
この記事は椎名先生に代わり
ネット担当スタッフが更新してお届けしました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノヾ