!おまとめ割!スタート 2025年3月17日10時より
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「健診ひとりで検査を受けるのは不安だから」
 親友と・・同僚と・・やってみたい

「大切な家族と一緒に検査したい」
 母娘と一緒に・・
 
「自分の状態を知っておきたい」
 忙しくて自分のことは後回しにしがち・・・
 
そんなお声をいただくようになってまいりました。
「知ること」は、自分を守ることにもつながります。
少しでも検査を受けやすくするために、おまとめ割をご用意しました。
身近な方やご自身のセルフメディケーションに 是非
アイラボの自分でできる自己採取&郵送検査をご活用ください。

2個同時購入で 500円OFF
3個同時購入で 1,000円OFF
4個以上同時購入で 1,500円OFF

同じキットでも、別のキットでも複数購入にて割引が適用されます。
例えば「私はこのFemバランスチェック、ご友人は別の検査がしたい」と
いった組み合わせでも、合計の個数でおまとめ割が適用されます。

注意点

*おまとめ割は送付先が1箇所の場合に適用されます。
それぞれ別の場所への送付はできません。

*4個以上ご購入の場合、個数によっては宅配便(宅配便料は無料)にてお送りいたします。
(基本はレターパックライトでお送りしております)

*医療器具の為、発送後のキャンセル・返品はお受けしておりません。
この記事は椎名先生に代わり
ネット担当スタッフが更新してお届けしました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノヾ

細菌性腟症について職員からの質問

このケースなんですけど?
背景に白血球がかなり見られ、腟炎が疑われます。
でも、中央付近の所見が気になるので見て頂けますか?
との事。
中央付近の拡大を上げた写真です
白血球(丸い小さな細胞)と扁平上皮細胞
(緑色に染まる平べったい大きな細胞)が見られます。
その他に、写真中央やや下に、もやもやした塊が見られ、
よく見るとそれ以外の所にももやもやが見られます。
このもやもや腟ガルドネラ菌でいいですか?
それが職員からの質問です。

「どれ、私に標本を見せてください」
(このように質問だれたケースは写真だけでなく、
必ず標本を見せてもらうことにしています。)

改めて標本を見直すと

職員が言うように、
背景には比較的多く白血球がみられ、
腟炎を起こしているようです。
細菌性腟症だと、
一般的には白血球の増加は見られません。
「やはり、腟ガルドネラ菌が少し増えているようだね。」
でも、白血球の増加は何なんだろう、、、?
すると、あるものが目に入ってきました。
拡大を上げてみますね。
写真中央のオレンジ色に染まる細胞の上を
横切るように見えるものがカンジダの仮性菌糸です。
これで、
白血球増加(腟炎)の原因はカンジダであることが判明!

さて、本題の細菌性腟症かどうかについては

私達が日常顕微鏡で観察している標本は、
パパニコロウ標本といいます。
名前の通り、パパニコロウ先生が考案した染色方法で、
先生は女性のホルモンに関する研究をしていました。
そしてある時、先生の目に飛び込んできたのが“がん細胞”
だったかも知れません。
先生は、パパニコロウ標本で、子宮頸がんの検査ができることを発見しました。

ホルモン評価やがん細胞の発見だけでなく、カンジダトリコモナスなどの感染症や細菌性腟症のような腟内フローラの検査にも活用できるんですよ。

細胞診(腟分泌物のパパニコロウ標本)は、「最も安価で」「最も正確な」「婦人科感染症の総合的診断法」だと私は考えています。

アイラボではこの方法を駆使して、
皆さんに郵送検査を提供しています。
郵送検査に使用しているセルソフト
自宅で検査できる採取器具です。
セルソフトで採取した検体は、パパニコロウ染色で分からない事やはっきりしない時にはいろいろな検査を追加することが可能なんです。
だからアイラボの郵送検査は「追加検査が可能」なんです。

話が横道にそれてしまいました。
職員が、腟ガルドネラ菌かどうかはっきりしなかったので、
ごく簡単な、別の染色を追加してみましょう。
パパニコロウ染色より菌がはっきり見えるでしょう。
腟ガルドネラ菌がたくさん見えます。
場所によってはこんなに塊で見えるところもあります。
別の場所では、とても少ないですが、
(太く細長い)乳酸菌の見られます。
はたまた、カンジダの仮性菌糸もこのように見えます。
という事で、
職員が見たもやもや問題は解決できました。
最終的(全体的)には、乳酸菌は極めて少なく、腟ガルドネラ菌が増えていましたので、「細菌性腟症の予備軍的状況(Nugent Score 6)」とし、腟炎の原因としてはカンジダ症が推定されたケースと思われます。

この少女はどんな悩みを誰に相談したのかな?

アイラボのキット購入者が検査をしたい人本人とは限りません。
例えば、お子さんがお母さんに悩みを相談して、
お母さんが購入されるケースもあります。

今回の検査依頼者(検体提出者)は15歳の少女、
アイラボの購入者リストにはない方からの検体が届きました。
いつものように、早速顕微鏡をみてみましょう
白血球が全く見えないきれいな標本です。
この子はどうしたんですかね?
皆さん、この子の悩みの原因分かりますか?

きっと誰かに相談しなくてはいられなかったのでしょうね

彼女はお母さんにこんなことを相談したのでは?
「お母さん、何か、最近いつもと違った“におい”が気になるんだけど」
もしお母さんに相談できたのであれば、
あなたは、おりこうさんです。

お母さんも“おりもの”や“におい”で悩んだことあるからです。

優しいお母さんだね

おかしかったら病院!
そう考えるのが普通です
でも、15歳で婦人科のクリニック?
「あの子どうしたのかね」という視線も気になる?
娘の身になれば、当然敷居が高くなります。
「大丈夫!お母さんもそんなことあったよ」、、で終わることも。
このままにしておくのは心配なことも。
ヘルスリテラシーの高いお母さんだったら
先ずは“自宅で検査”出来る“郵送検査”で
様子をみるか?
そんな判断でしたかね?
私達が郵送検査を始めた理由はここにあります。

結果はこの通り

性病(性感染症)ではありません。
ひどい腟炎でもありません。
もちろん、癌など重大な状況になるものでもありません。
結果は“細菌性腟症”が疑われます。
腟内フローラのバランスが崩れてしまっただけ。
細菌性腟症のこと少し勉強して、
しばらく様子をみましょう。
なかなか改善できなかったら、
オンライン診療という選択肢もあります。

男性HPVタイピング検査に期待するところ
(1)子宮頸がんに対する男性の意識改革

  私達アイラボが目指す子宮頸がんゼロの町
  構想を実現するためには、
1)先ずは、子宮頸がん検診の受診率アップ
2)そのためには、HPV検査の普及
3)そして、子宮頸がんに対する男性の意識改革
  が重要です。

子宮頸がん検診の受診率をアップさせるためには

これまで行われてきた、細胞診は
医師採取に限り、自己採取は認めない
になっているため、子宮頸がん検診の受診率は頭打ちの状態になっています。
(厚労省国民生活基礎調査2022年度より)

HPV検査単独法の導入は受診率の大幅アップが期待できる

厚労省の(子宮頸がん検診)に関する指針では、
「細胞診検査単独法」または「HPV検査単独法」
のいずれかを選択することになっています。

これまでの「細胞診検査単独法」で、
採取法は医師採取に限るとされている中でも、
約44%が受診していますので、
「HPV検査単独法」に変更してもこれ以下になる事はありません。
「HPV検査単独法」は医師採取を原則とするになっていますが、
その理由は日本におけるエビデンスがないためとしています。
しかし、WHOやFDAは受診率向上を目的に、
自己採取法の導入を許可していますので、
我が国においても自己採取法が許可される日は遠くないと思われます。

自己採取法は検査精度に問題はないのか?

エヴァリンブラシは、
医師採取と同等の結果が得られることが報告されています。

(BMC Infect Dis. 2018;18(1):348.)
そして、多くの国で採用されています。
(J Clin Microbiol. 2012;50(12):3937-43.)

エヴァリンブラシの特徴は
ブラシの部分で子宮腟部(子宮の入り口)付近に存在する粘液を絡め採ってくる器具で採取された検体はそのまま輸送できる便利さがあります。
セルソフトは細胞診用に開発された器具
エヴァリンブラシより3.3cm長く、子宮腟部の細胞を擦り採り、その周辺に自然に剥がれ落ちた細胞も絡め採る器具です。採取された細胞が乾かないように、スポンジ部分に保存液を添加して検査機関に送りますので、HPV検査だけでなく、細胞診や感染症など様々な検査に対応できる特徴があります。勿論、保存液を添加しなければエヴァリンブラシと同じように扱うことも可能です。

エヴァリンブラシとセルソフトはほぼ同じ採取能力でした

アイラボが、両方の器具の採取能力を比較した研究をまとめたのがこの表ですが、上から4例目はセルソフトで58型が検出され、エヴァリンブラシでは検出されなかった一例を除き、両者とも同じ成績を示しました。検出されるHPVの種類がエヴァリンブラシで若干多い傾向にありますが、エヴァリンブラシが先に採取したことと、セルソフトでは採取されない腟の部分から採取された可能性が考えられます。

間接的ですが、セルソフトも(エヴァリンブラシと同じように)医師採取と同等の検査精度が得られることが分かりました。

詳細はこちらから(日本語版で)でも見ることが出来ます。
(Asian Pac J Cancer Prev, 25 (5), 1673-1679)

HPV検査単独法に切り替えただけでは
 子宮頸がんゼロは目指せない

HPV検査単独法による子宮頸がん検診を採用した自治体や企業の検診で、(医師採取による)検診が受けられなかった方を未受診者と表現しますが、この未受診者を如何に減らせるかが子宮頸がんゼロを目指すうえで重要になります。
セルソフト開発の経緯は既にこのブログでも紹介していますが、究極の目的は「子宮頸がんゼロを目指すこと」なのです。

医師採取が苦手な人
勉強・仕事・子育てで忙しい人
僻地にお住いの方でも
自宅で、自分で採取し、ポストに入れるだけなら
検診は受けられるでしょう

それでも取り残されてしまう人がいます

アイラボは5年前から
男性のHPV検査を始めましたが、
「お前最近臭いがきついぞ! 早く子宮頸がんの検査を受けて来いよ」
僻地に住む夫の一言で大事には至らなかった話

https://ilabo-cyto.co.jp/blog/article.html?page=116
がきっかけになっています。
僻地のため、検診を受けようか?次にしようか?と躊躇しているうちに
検診を受けるのが面倒になり、ついつい長い間検診を受けなかった奥さん。
たまたまご主人が『子宮頸がんになると臭いがきつくなる』ことを知っていたので、
奥様は初期の段階『Ⅰb期』で手術を受け、大事には至らなかったのです。
つまり、子宮頸がんは女性だけの問題ではなく、男性も一緒に考えて頂く事で、
子宮頸がんの死亡率を減少させる効果があると思うのです。

「子宮頸がんは男性の優しさが重要!

2024年12月9-20 八王子市多摩未来メッセ
たま未来連携EXPO2024に特別産学企画に出展
出展社懇親会の席で、
「子宮頸がんは女性だけの問題ではなく、
子宮頸がんゼロを目指すためには男性の意識改革が必要」なことを紹介させて頂きました。

挨拶が終わり懇親会になると、
男性数人が挨拶に来てくれました。
(外交辞令とは思いますが)
子宮がんの原因は男性がうつすんですか?
男性もうつってくるということですよね。
そして、彼女にうつすと、
彼女が子宮頸がんを発症する危険性があること

よくわかりました。
こんなこと初めて知りました。


早速検査を受けてみます!

誰からうつった、うつされた、は問題外!

子宮頸がんについてのヘルスリテラシーを高め、
二人が仲良く・健康で・社会で活躍できるために
男性の意識改革はとても重要だと考えています。


以上です。

カンジダ症? 細菌性腟症? 悩んだ結果先生はどうしますか?

婦人科の先生方が日常の診療で、
これはカンジダ?、、、細菌性腟症?そんなことよくあると思います。


2022年12月21日の記事
「患者は診断できているのに!」

2023年5月13日の記事
「先生!カンジダではなくBVです」

2023年5月21日の記事
「婦人科医からの細胞診依頼書にBV suspの記載」

2022年12月21日の記事では、
【患者さんは細菌性腟症を疑い婦人科を受診しましたが、先生からカンジダの治療薬が処方されました。
その薬は服用せず、アイラボの郵送検査を受けたら、カンジダではなく細菌性腟症であった事例でした。】
このケースは、患者さんが主治医にアイラボからの結果を見せると、快くフラジールを処方して頂け、
患者さんは大変喜んでいました。

ある細胞診専門医にこの事例をお話すると

『いちいち検査をするのも面倒なんだろうな?
最近(特に)、細胞診報告書に「余分なことは書かないで!」
というクリニックや検診機関があり、
検査機関によっては細菌性腟症は報告書に反映させない所が多いようです。』
そんな言葉が返ってきました。
どうやら、患者や受診者に質問されても担当者が答えられなく、
(面倒!)なのかも知れませんね。

でも婦人科の先生によっては細胞診検査依頼書に

「カンジダ?」
時々こんな記載があります
先生は多分、“カンジダだと思うんだけど???” そんな思いなのかも知れません。
それを見た私達細胞検査士は、
先生がカンジダ症を疑っている以上、標本をくまなく観察します。
カンジダが確認できない時は「カンジダはみれれません」
とコメントします。
しかし、時にはたくさんのクルーセルが見えていることもあります。
「先生!カンジダ症ではなく、細菌性腟症ですよ」
と記載してあげるべきと思いますが、それを記載しないルールの検査機関もあります。
なんとも歯がゆい思いです。

当然のことですが、アイラボでは細菌性腟症が疑われるケースは、
「Bacterial vaginosisが疑われます。」と記載し、
更に、腟炎を伴う(白血球が増加している)ケースはBV-3
典型的なクルーセルを認め、炎症を伴わない(典型例)ケースはBV-2
クルーセルは見られないが標本背景に腟ガルドネラ菌がみられる時はBV-1
として報告しています。
あえてBV-3としたのは、腟ガルドネラ菌を退治するだけでなく、
炎症を起こしている原因も治療する必要があるからです。
白血球が増加し、炎症像を伴う細菌性腟症BV-3
クルーセルを認め、炎症像を伴わない典型的な細菌性腟症BV-2
クルーセルを認め炎症像を伴わない典型的な細菌性腟症BV-2
クルーセルはなく背景に腟ガルドネラ菌BV-1
このケースも背景に腟ガルドネラ菌BV-1としています。
BV-1もBV-2もNugent scoreで評価すると多くの場合7以上を示します。

細菌性腟症の検査・治療を積極的にお考えな先生大歓迎

細胞診の検体で積極的に細菌性腟症の報告を望む先生方、
ご連絡いただければ幸いです。
042-652-0750

今日は桃の節句
先日地方議員さんからの嬉しい電話

日曜日の夕方、アイラボの営業活動を行っている仲間に、アイラボのHPV検査の特徴などを説明し、さあ帰ろうかと思っていた時、電話が鳴りました。
「アイラボです。私は所長の椎名ですがどうかされました?」と質問すると、
「ヘムシアのケアラクトは椎名先生が作っているのなら購入したいと思いました。
地方議員なので、近くの婦人科には顔が知られているので行き難いけど、頑張って行ってきました。
婦人科で細菌性腟症と診断されフラジールと〇〇という薬を処方されれたのですが???、、、、、」


「大変失礼ですがおいくつになられますか?」と伺うと、50代半ばとのことでした。
腟内フローラ(乳酸菌)は腟内のグリコーゲン(糖分=乳酸菌のエサ)を栄養源にしていますが、閉経後腟内が萎縮するとその糖分が少なくなるため、乳酸菌の数が減り腟内の酸度が下がります。そうすると、細菌性腟症や萎縮に伴う腟炎を起こしやすくなります。
この写真は腟の粘膜を構成する細胞達です。大きなオレンジ色の細胞は粘膜の最も表面にある細胞なので、表層細胞といいます。大きな緑色の細胞は表層細胞の下にある細胞で中層細胞といいます。そしてそれらよりやや小型で丸みを帯びた細胞は旁基底細胞といい、幼児期や閉経してホルモンの影響がなくなると見られます。
つまり、表層細胞はエストロゲン(卵胞ホルモン)の効果を反映し、中層細胞はプロゲステロン(黄体ホルモン)の効果を反映し、それらのホルモンの影響がなくなると旁基底細胞が粘膜の表面に露出し、粘膜は薄くなり(萎縮)ます。
こちらの写真は、若干前の写真に比べ拡大を上げていますが、全て旁基底細胞です。
閉経後徐々にエストロゲンやプロゲステロンが減少すると、このように旁基底細胞だけになります。婦人科細胞診ではこのような所見になった時、萎縮した状態といいます。
特に中層細胞には、乳酸菌の餌となるグリコーゲンが豊富に存在しますが、旁基底細胞にはグリコーゲンがが無いので、抵抗力が弱くなり腟炎を起こしやすくなるのです。

萎縮性腟炎はこうして起こります

白血球の増加は軽度で、ごく軽度の萎縮性腟炎です。
高度の萎縮性腟炎です。
萎縮性腟炎の症状としては腟の乾燥感、外陰部のかゆみ、痛みの他に白血球が増加し異臭と黄色味を帯びたおりものが増加し、不快な症状になります。そのような症状は性感染症(トリコモナス、淋病、クラミジア感染、など)と同じであるため、精神的に不安になります。
しかし、おりものや臭いといった女性特有の悩みはそれだけではなく、妊娠した時に起こるカンジダ症や腟内環境の乱れからくる細菌性腟症など原因は様々です。
昨年10月東京ビッグサイトで開催されたFem+(フェムプラス)「女性の健康と活躍を支援する展示会」で行ったアンケート調査では、なんと91%の女性がデリケートゾーンの悩みがあったと答えています。

だから女性特有の悩みは決して議員さんだけではありません

我慢されているより、早くクリニックを受診した方が良いと思います。
でも言うは簡単ですが、女性にとって婦人科の敷居は高いものです。
私が郵送検査を始めた理由の一つは恩師である婦人科医故八田賢明先生(松戸市)が言われた
「椎名君、女性はお産以外に私達のとことには来たくないんだよ。それで子宮がんや不妊症で手遅れになってしまうことが多いんだよ。自分で採取しても精度の高い検査を考えてくれよ」の一言です。

ご相談の議員さんのように、お住まいの近くのクリニックとなればさらに敷居は高くなります。
同じことは芸能人の皆さんの様にたくさんの人に顔が知られた人は大変だと思います。
そこで「ヘムシアのケアラクトは椎名さんが作ったのであれば購入したいのですが?」ということに至ったようです。私にとっては大変光栄なことですが、残念ながら私が作ったわけではありません。

世の中にはたくさんのサプリが出回っていますが、その効果の程はよくわかりません。
その効果を自分で試すことができる検査キットをサプリと同時に販売することに挑戦したドウシシャさんの姿勢に感銘を受け、応援している次第です。

議員さんには、まず現在の状況を知るために「Femバランスチェック」というアイラボの検査キットをご紹介しました。この検査キットは「腟内フローラバランス(乳酸菌、腟ガルドネラ菌)やカンジダの有無、腟炎の有無、更にホルモンバランスをチェックするもの」を総合的に調べることができます。この検査をすることで、細菌性腟症があるのか?、腟炎を起こしているのか? カンジダ腟炎(性感染症ではありません)があるのか? ホルモン環境(萎縮しているのか、ホルモン活性があるのか)はどうなっているのか?を知ることで今後の対応が分かれてくるからです。

この検査の他にアイラボには「オリモノ&臭いの検査」があります。この検査には「淋菌、クラミジア、トリコモナス、カンジダ、細菌性腟症、腟炎」と、性感染症を含めた検査ですが、すでに議員さんは受診されたクリニックでこれらの検査が済んでいるとの事でしたので、Fem バランスチェックをお勧めした次第です。

同じ境遇の皆さん、先ずは、お気軽に相談して下さい

女性特有の悩みは誰もが抱えている悩みです。
決してあなただけではありません。
近くの人に相談してみてください。
実は私も、、、が現実です。
一人で抱え込んでしまうと取り返しのつかない事態になることも。
細菌性腟症は命にかかわりはありませんが、
子宮頸がんや他の病気が潜んでいることもあるのです。
この議員さんには検査の結果が出たら是非相談して欲しいのですが?

検査は受けたいけど自分の職場では?

だからといって、
他のクリニックに行くのもどうかと?

そんなことがあって、
結局、私達受けていないのよね、
子宮頸がん検診

婦人科クリニックではこんなことを始めています

依頼された子宮頸がんについての講演に
何と 60名の女性職員が参加。

その中の24名(40%)がアイラボの
「子宮頸がん検診(自己採取細胞診とHPV検査の併用検査)」
を受けてくれました。

このことに院長先生はビックリ!
職場で検診を受けることにこんなに抵抗感があったことは驚き。

院長先生は更にビックリ!
そのうちの4名(13%)が要精密検査に!

HSIL 2名
ASC-US 1名
その他にハイリスクHPV陽性 1名
身近にいる大切な職員に
こんなにも要精密検査が出てしまうとは

その結果に驚いた院長先生の行動は

クリニックの検診部門で行われている
乳がん検診の受診者に、アイラボの「最新の子宮頸がん検査」を
オプションでオファー開始
HPV陰性者にはHPVワクチン接種の推奨強化

貴院の大切な女性職員はちゃんと検診を受けていますか?

せっかく婦人科に勤務しているのに、
なかなか子宮頸がん検診を受けられていない職員
実はたくさんいるようです。

やはり自分の勤務先が一番安心だから、
他のクリニックに行くのはちょっと不安、
という気持ちと、
いつも一緒にお仕事をしている先生に採取してもらったり、
同僚に検査したことを知られるのにはちょっと抵抗がある、
そんな複雑な気持ちなんです。

一番信頼している彼女たちの職場で、
安心して検査を受けてもらえるように、
あえて、
アイラボの「最新のHPV検査」を
取り入れてみませんか?

自己採取法でもHPV検査なら医師採取と検査精度は変わりません

医師採取と変わらない検査精度で世界的に採用されているHPV検査用採取器具(エヴァリンブラシ)とアイラボが大成化工を共同開発したセルソフトと検体採取能力を比較するために行った研究では、画像のように両者共ほぼ同じ結果が得られています。
赤枠でしましたように、セルソフトは細胞診などほかの検査にも使用できることがメリットです。
詳細は論文をご覧ください。(APJCP,2024,25,5,1673~)

自己採取でもちゃんと救える命があります

自己採取型細胞診でも、
精度にこだわりを持つことで、
婦人科医の先生方にも納得して頂ける
検査結果をご提供できます。


大切な女性職員を、
自身の職場で守っていきませんか?

この検査の特徴はアイラボ独自のサービス

全ての検体についてHPV検査の前に
検体がちゃんととれているか適否判定を実施

そしてこの時顕微鏡で見えたこと・・・
腟内環境(炎症があるか?感染症があるか?など、)を報告書に反映します。
必要に応じて追加検査が可能です

さらに、HPV検査で陽性の結果が出たケースは
全て細胞診を実施し
同時に報告します。


これがアイラボが最も得意とするところ
健康保険組合や会社の検診(福利厚生)に
採用!増加中


この件に関するお問合せは
042-652-0750
アイラボまで

婦人科系医療機関で働く女性が心配!

昨年10月、東京ビッグサイトで開催されたFem+(フェムプラス)「女性の健康と活躍を支援する展示会」でアイラボのブースに立ち寄ってくれた方がお友達と一緒にアイラボを訪問してくれました。Oさんから頂いた名刺を拝見すると、看護師・保健師・性教育講師・セラピスト養成講師・開業ゼロイチコンサルタントとあり、元気・元気な人で、お仕事大好き人間という印象でした。
早速Femバランスチェックのキットを10個購入して頂き、このキットを性教育を受けたお子さんのお母さんに勧めたい。そして子供達にも簡単に自宅で検査が受けられることを知ってもらえる機会を作ることがとても大切だと言っていました。(なるほど)いずれお子さん達がその年代に達すると、女性特有の病気で悩むことがあるでしょう。そんな時、気軽に検査が受けられるシステムの存在は病気の早期発見につながるだけでなく、多くの人にこのような検査を知ってもらえることこそが大切だと言っていました。
感服です! 
アイラボもOさんの活動を全面的にバックアップすることを約束します。

この様な看護師さんの活動に目を見張るものがあります

前出のビックサイトの展示では、様々な看護師さんとお会いできました。
タイ料理店を営む方、エステを経営している人、薬膳レストランを経営されている人、皆さんが自身のフィールドの中で医療の現場で経験した様々な問題に対し、その解決策を見出そうとしています。

その一つが、もっと婦人科の敷居低くしたいという思いです。
アイラボの郵送検査の出発点が「検診を受けるのが苦手な人にも子宮頸がん検査を提供したい」という思いでしたので、そんなところが皆さんに賛同して頂けていると思います。

北陸で薬膳レストランを経営する人は、若い女性の健康を守る活動を自身のレストランから始めたいということで現在準備中ですが、始まるのを楽しみにしています。早く雪が解けて春が来るのが待ち遠しいですね。

僻地(離島)に住む人達にも同等の医療を提供したいという仲間とも、
一緒に活動を始めています。

一方、wさん自身も受診への抵抗感があったのでは?

wさんから頂いた名刺には看護師・助産師・感染管理認定看護師と書かれていました。大変物静かな方とお見受けしましたが、病院で働いていると「チョットいつもと違う?、、、でも自分の病院で受診するのは抵抗がありすぎ、かといって、近くの婦人科クリニックを受診するのも二の足を踏んでしまいます。いろいろな病気が手遅れになっているのではないかととても心配なんです。子宮頸がん検診も3年ほど受けていないので心配!」なので、Oさんに誘われて一緒に来たとの事です。
医療従事者の中には少なからずこのような悩みを抱えている人がおります。

婦人科クリニックと保育園を運営する院長の心配事

もう10年ほど前になりますが、
ある婦人科の病院を経営する院長先生(細胞診専門医)から
うちの従業員がちゃんと子宮頸がん検診を受けているか心配なので、
一度職員を集めるのでお話をして欲しい、少人数かも知れないけど頼めるかい?

との依頼がありました。

最初はなぜ?、、、と思いましたが、よく考えてみれば、
顔見知りの先生に検査をして頂くのは抵抗がある人も少なからずいる可能性があると思い、
快くアイラボの自己採取型細胞診検査のお話に伺いました。
当日会場に行ってみると、少ないどころか60名程が耳を傾けてくれました。
これが現実なんだと痛感しました。
(これに関する記事は次回に掲載します)

ある産婦人科クリニックの婦長さんから自己採取細胞診の依頼

「アイラボさんの自己採取細胞診は医師採取と変わらない、、、と婦人科の先生から聞いています。事務員と看護師、それに給食の仕事をしている人会わせて15人程ですが自己採取細胞診をお願いしてもいいですか?」という依頼がありました。
この他にも、「検診を受けていないことが先生(クリニックの院長)に分かってしまい、アイラボの自己採取型でもいいからやるように勧められた。」こんな依頼が時々あります。
Wさんもこのような思いをしている一人で、
アイラボの「最新のHPV検査」を受けたいと言っていました。
せっかくの機会だから、「Femバランスチェック」もやりたいとおっしゃったので、先ずは「Femバランスチェック」で検査し、追加検査で「HPVハイリスク検査(タイピングなし)」を受けることをお勧めしました。
この検査で陽性の結果が出た場合、アイラボでは細胞診検査を無料で追加するサービスを実施しています。
さらに、再採取の必要がありませんのでその分(約1,000円)安くなることも伝えました。

アイラボの「Femバランスチェック」とは

アイラボの「最新のHPV検査」とは

このHPV検査は、
今年から子宮頸がん検診の方法として国が推奨しています。
医師採取を原則としていますが、
子宮頸がんゼロを目指す私達は、
未受診者対策としてこのキットを提供しています。
すでに健康保険組合様には導入を始めました。
企業や自治体の皆様にも未受診者対策にご利用頂ければ幸いです。


この件に関するお問合せは
042-652-0750
アイラボまで

最後にOさん・Wさんからパワーの一言

「二人で日本性感染症学会認定士の資格取得に挑戦しまーす」
って! すごいね


アイラボの3名の認定士も応援しまーす!

これが典型的細菌性腟症だが、このケースも!

細菌性腟症は病気?
私達(アイラボ)は、細菌性腟症は病気というより腟内正常細菌叢(Normal bacterial flora:腟内に生息する微生物群で、その代表格が乳酸菌です。その他にも腟ガルドネラ菌など、いくつかの菌がある一定のバランスで住み着いている状態)が何らかの影響でバランスを失い、善玉菌といわれる乳酸菌が減少し、悪玉菌といわれる腟ガルドネラ菌が増えてしまう状態と考えています。その原因は様々ですが、善玉菌が失われる行為(例えば抗生物質による治療や過度な性行為)、または善玉菌が増え難い環境(乳腺菌の餌となるグリコーゲンの減少:更年期になると腟の粘膜は萎縮し本来グリコーゲンをたくさん保有する細胞が少なくなったり消失する)が考えられます。
このケースは、薄緑色に染まる中層細胞(大きな薄っぺらな細胞)が主体ですが、中央やや左の細胞には灰色に染まる細かな細菌(腟ガルドネラ菌)が群がっています。この細胞はClue cell(クルーセル)よいって、細菌性腟症に見られる特徴的な細胞です。細胞以外の部位にも腟ガルドネラ菌が沢山見られます。乳酸菌は全く見られないこの状況が、典型的な細菌性腟症の腟内です。白血球は5‐6個見られますが、腟炎を起こしている状況ではありません。腟炎を伴わないことも細菌性腟症の特徴なのです。
この現象を私的にみると、「何らかの原因で乳酸菌がいなくなったので、代りに俺(腟ガルドネラ菌)が腟内を守ってやるよ」と言っているようにも見えます。淋菌の様な本物の悪玉菌の感染なら、白血球が大量に出動して戦うのにその気配は全くありません。「数は少ないけどいつも住み着いている奴(腟ガルドネラ菌)だから攻撃の対象ジャーねーよ」って言ってんのか?」はたまた、「乳酸菌の代わりに(腟ガルドネラ菌が)腟内を守ってくれているのだから攻撃なんてもってのほかだよ。」と言っているのか?
細菌性腟症は本当に分かりにくい!!!

でも、はっきり言えることは「嫌な臭いの原因はお前のせいだ!」って事は確かだ!
お前のせいで、ご主人(患者)様は大変な思いをしているんだぞ!
同じ検体から作製した標本を単染色という方法で染めると腟ガルドネラ菌はこのように見えます。
前のケースに比べると腟ガルドネラ菌は少ない。
しかも、Clue cellもないし、白血球もほとんどない。
写真を撮影した部位は最も腟ガルドネラ菌が多いところです。
きれいな、きれいな腟内! 最高!って言いたい。

でもこのご主人(患者)も異臭が気になって検査を受けたのです。
腟ガルドネラ菌の絶対数は少なく、一見最高の腟内のように見えました。
しかし2つのケースに共通した点は「乳酸菌が見当たらない!という事です。
また同じ検体から作製した標本に単染色を施してみると。
乳酸菌は全くいない。
前のケースに比べれば劇的に少ないけど、腟ガルドネラ菌だけが生息している状況でした。
ちなみに、同じ倍率で乳酸菌をみてみようか?
乳酸菌の仲間は大きいでしょう。

今回何を言いたいかといえば、

clue cellがあろうがなかろうが、腟内に乳酸菌がいなくなり、
腟ガルドネラ菌が支配している環境は多くの場合臭いが気になる人が多いのです。

でもね、嫌な臭いは細菌性腟症だけではありません。
嫌な臭いやオリモノで悩む人はたくさんいます(私達の調査では91%)。
大事になる前に先ずはアイラボのFemバランスチェックで調べてください。
その結果を見て、次を考えましょう。

素敵な女性からの電話
男性性器からHPVが検出されたが私がうつしたかも?

「つき合い始めてから半年ほどになりますが、
彼がHPV検査で56型に感染していることが分かりました。
今後の性生活についてご相談をさせて頂きたくて電話しました。
これまで、基本的には最初からコンドームを使用していましたが、
コンドームだけでは完全に感染を防ぐことはできないと聞いていますし、
私からうつった可能性もあります。」

自分からうつった可能性があるという人は少ない

無料電話相談で様々な方とお話ししますが、
「私からうつった可能性がある。」
という方は極めて少ないです。
とても好感が持てるご相談者に私自身幸せな思いになります。

アイラボの無料相談で大半のケースは、
<直近お付き合いしている人からうつされた>
と思うようですが、実は必ずしもそうではありません。

そもそもハイリスク型HPVの感染は男女とも全く無症状

この細胞は別のケースの男性性器から採取しましたが、採取した部位に何ら異常所見は認めません。
淋菌やクラミジアなど、性感染症の多くは感染後数日から数週間以内に何らかの症状が出るため、
「おかしい」と気づきますが、ハイリスク型HPVの感染は全く症状が出ないため、
感染したかどうかは検査をしなければ分かりません。
ですから、これまで性交経験がない人ならまだしも、
経験のある人が「自分が感染していない」とは断言できないのです。
お付き合いしているカップルがワンランク上のお付き合いを始める時、
相手(男性)にHPV検査をお願いするケースが増えていますが、
これから仲良く素敵な時間を過ごすためには、
同時期に一緒に検査しておくことが良いのではないでしょうか?

HPVのことをしっかり学べば子宮頸がんは(全然)怖くはありません。
感染予防や感染してしまっても対策はたくさんあるのです。
先ずは、男女とも自身の今を知ることが大事です。