第6報 細菌性腟症の治療について
日本性感染症学会 性感染症 診断・治療ガイドラインを拝見

Ⅱ治療 をみてみましょう。

細菌性腟症の治療には、局所療法(腟錠)と内服療法(経口)があり、前者が主役だそうです。
【第一選択】メトロニダゾール(フラジール)腟錠、1回250㎎、1日1回、7~10日間 または経口1回500㎎,1日2回、7日間
【第2選択】クロラムフェニコール、腟錠、1回100㎎、1日1回、7日間

注記
①薬剤の治療効果を高めるため、治療初期には、滅菌蒸留水または生理食塩水で腟内を洗浄してもよい。腟帯下が多量であったり臭気が強い場合は、0.025%塩化ベンザルコーニウム液、10%ポピドンヨード液を用いて洗浄する。
腟洗浄は、治療初期には投薬する薬剤の効果を高めるために重要であるが、診察時毎回の洗浄は、腟内のLactobacillus 属の数の低下をきたすため必要ではないとしています。
②妊娠中の細菌性腟症は、流産・早産と関係することが明らかになっているので、WHOの基準を満たした症例では、腟錠を用いて積極的に治療する。
③高齢の女性に頻度の高い細菌性腟炎の治療は、細菌性腟症に準じて施行されることも多いが、エストリオール腟錠の仕様や内服治療が行われることが多い。また、更年期症状の強い症例などでは、ホルモン補充療法や東洋医学療法(漢方治療)が併用されることもある。
Ⅲ治癒判定
治療(局所、内服)後、自他覚所見(腟内容の各種性状検査、グラム染色鏡検)を観察し、効果を判定するが、不完全な治療を避けるため、必ず1クール後の検査が必要である。
Ⅳパートナーの追跡
細菌性腟症は、性的パートナーの多い女性がかかりやすいとの報告があるとはいえ、性感染症(STI)とは決めつけられない。通常、患者の性的パートナーの治療をしても患者の臨床経過に影響を与えないことから、再発防止のためにパートナーの治療をすることや、その追跡をすることは勧められない。
◎付記
タイトルに表現したように細菌性腟症には、STIというよりsex associated diseacesであると考えられ、性的パートナーが多いほど罹患率が高く、子宮内避妊具(IUD)の使用で優位にリスクが高まると言われている。所見は多彩で、かつ全般に(症状は)マイルドであるが、膣トリコモナス症、膣カンジダ症が否定されても、なお頑固な帯下を訴えるものには先ず細菌性腟症の検査を行うことを進めたい。※(症状は)は筆者が追加しました。
このように解説されています。

診断・治療ガイドラインを紹介した訳は?
メトロニダゾール耐性菌のことが記されていないからです

今朝はここまでにします。愛犬雄と高尾山
愛犬雄と高尾山を散歩、家から歩いて1時間
耐性菌のこと気になっているので少し勉強してみます。
続きはまた後で、

Eさんの経験をもう一回おさらいしてみましょう

8月6日以降、アイラボで検査を受けて頂いたEさんが、Drrシイナのブログを見て頂いている皆さんのためになるのであればということで、これまで5回の記事に協力して頂きました。
今回、10月17日から開催されたFem+(フェムプラス)で私とお友達になって頂いた皆様にも見て頂ける準備ができましたので、改めて経緯をお知らせします。

第1回(8/6投稿)婦人科で治療後におりものや臭いが気になるようになった。
第2回(8/29投稿)細菌性腟症と診断された1ヶ月後はどうなった?
第3報(10/14投稿)細菌性腟症の治療に挑戦、思いがけないハプニングが
第4報(10/15投稿)Eさん見て!見て!、10/4日の検体だよ!
第5報(11/13投稿)次の生理後はどうなっているだろう?

このような経緯を見ると、メトロニダゾール(フラジール)による治療が効いていないのではないか?、、、と思われるのです。

これから腟ガルドネラ菌の耐性について調べてまた報告しますね。

今回初めて見て頂いた皆さん。
ビッグサイトでお友達になって頂きありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。

第5報 次の生理後はどうなっているのだろう?

フラジールで2週間治療後、グラム陽性桿菌による膀胱炎を発症、
膀胱炎治療後腟内環境はここまで改善されました。
後2日で生理が始まる、、、予定。
この画像からも理解できるように、腟ガルドネラ菌はまだ残っています(死菌かも知れないが)。
やっとここまで回復した乳酸菌。どうか増えてきてくれ!祈る思い。
生理後の乳酸菌はどうなっているのか?
楽しみにしていてください。

今日から大阪に出張です。
セルソフトの開発に携わった、大成化工株式会社白石社長、吉田興産社長吉田社長に会ってきます。
帰ってから報告しますね。

10月17日より生理が始まり、21日の状況は

生理が終わった直後の細胞診標本です。
白血球がやや多く見られます。
生理直後ですので、それほどの違和感はありませんが、中央の細胞が心配です。
やはり、細菌性腟症に特有なClue cell (クルーセル)です。
細胞診標本では明らかな乳酸菌は見られません(正常でもこの時期はほとんど見られません)。
グラム染色標本を観察しても、中央にClue cell、そして標本全面に腟ガルドネラ菌が出現してります。
拡大を上げてみると、
腟ガルドネラ菌に加え、モビルンカスも若干見られ、細菌性腟症の所見を示しています。

やはり、(このブログの最初の画像でも分かるように)治療後も乳酸菌に混じり、
小型で赤く染まる腟ガルドネラ菌が存在していましたので、今回の結果も致し方ないのかも知れません。
フラジールの腟座薬2週間、同時に1週間の経口投与にも拘らず、腟ガルドネラ菌が存在することは耐性を獲得している可能性も考えなければならないのだろうか?

10月29日よりフラジール腟座薬1週間開始(排卵の頃)

腟座薬開始直後から症状はあまり良くないとの情報が届いていました。
また前回の様なグラム陽性桿菌が悪さをしているのか?
それとも別の菌が原因なのか?
そんなことを考えていると、いつも脳裏をかすめる “あいつ”がいます。
日本のお医者さんは「雑菌だよ!」とあまり取り合ってもらえませんが、欧米のお医者さんは泌尿生殖器の感染症で比較的重要視している微生物。
マイコプラズマやウレアプラズマ、、、???
私は以前から「こいつらは表に出てこないで裏で悪さしているのではないか」と疑っているやつらなんです。
ですから、強い腟炎が見られるケースで通常の感染症(淋菌、クラミジア、カンジダ、トリコモナスなど)が陰性の場合、アイラボのマイコプラズマチェックを進める場合があります。
比較的陽性のことが多いのです。

11月5日検体採取

症状はかなり良くない状況とのことですが、検体が送られてきました。
写真の様に、フラジール治療後とのことですが、白血球が多く腟炎の状況でした。
標本背景には細菌と思われる青く染まる物質が多く、かなり汚い状況です。
治療終了直後なのに、信じがたい膣炎の状況です。
しかしグラム染色をみると、乳酸菌(毎視野5個程度)が見られ、腟ガルドネラ菌も写真の様に若干認めます。前回もそうでしたが、腟ガルドネラ菌を完全に死滅させられていないのか?耐性を獲得しているのか? (この件については早速製薬会社に情報収集をお願いしました。)
これから生理まで約1週間、もっと乳酸菌が増えることを祈るだけです。
ひどい膣炎の原因はこれか?(菌交代現象)によるカンジダ腟炎を起こしていたのです。
フラジールを投与していたので想定内の状況ですが、カンジダが増えられる環境にある事が確認できたことは個人的には嬉しかった。なぜなら、カンジダが増えられるだけのグリコ-ゲン(糖分=栄養源)が存在することを意味しているからです。
カンジダの増殖や症状が強くならなければよいのですが、、、と心配もありますが、このような胞子が現状では比較的少ないことが救いです。

その後、症状は徐々に改善し、オリモノや臭いは気にならないと、連絡があり

しかし、心配の種を確認するため、Eさんに了解を頂き、マイコプラズマの検査をさせて頂く事にしました。

New! アイラボのHPV検査 ~Fem HPV test~ とは

子宮頸がん検診は今年から推奨グレードAの「HPV検査単独法」が自治体の検診にも認められるようになりました。
検体の採取は「医師採取を基本とする」にはなっていますが、「自己採取は認めない」といったこれまでの表現より柔らかくなりました。子宮頸がん検診の受診率を上げる目的であれば、自己採取を容認することは当然であり、既にWHOや米国FDAも自己採取を許可しています。
この度アイラボは、『Fem+(フェムプラス)Femtech Tokyo ^女性の健康と活躍を支援する』の展示会に参加し、多くの方からアイラボ式HPV検査が支持されました。
これを機会にこれまでのHPV検査Kit003をFem HPV testとしてサービス内容を拡大しましたので、改めてその詳細をご報告致します。

New ! Fem HPV test とは

Fem は女性ですが、アイラボでは「優しい」の意味を込めました。

せっかく採取した貴重な検体を有効利用し、
女性が健康で活躍できる環境を整えることに貢献したいと思います。
通常のHPV検査に比べると、若干コストは上がってしまいますが、
検診という貴重な機にご理解を賜れれば幸いです。

New!! Femバランスチェック
 腟内フローラチェックがグレードアップ

「腟内フローラチェック」がグレードアップした最新版になります。

オリモノやオリモノの嫌なにおいが気になったことはありませんか?
膣内フローラが乱れているサインかもしれませんよ。

腟内の大事な常在菌である乳酸菌は守護神的な菌です。この乳酸菌は生理周期の中でも排卵後から生理直前の頃、つまりプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んな時に腟粘膜の上皮細胞が蓄えるグリコーゲンという糖分を分解して増え、(乳)酸を作り、腟内を酸性に保つ大事な働きがあります。
生理直後から排卵まではエストロゲンというホルモンで腟粘膜の上皮は強くしなやかな張りのある保護上皮がしっかり守るため、乳酸菌は少なくても大丈夫。そのため、年齢や生理周期に一致して女性ホルモンが作用しているのかどうかもチェックすることも大事なのです。
乳酸菌がストレスや膣洗浄、抗生物質の乱用などの何らかの要因で増えられない状況になってしまうとガルドネラ菌が増えて 嫌な臭いやおりものが増えたり(細菌性膣症)、痒みやオカラ状のオリモノがでる膣カンジダになることがあるのです。そこに白血球まで増えてしまったら(炎症)さらに増強!!

だからこそ、膣内フローラとホルモンバランスを含めてチェックしてあげることが大事です。そのため、今回は好評だった「腟内フローラチェック」をグレードアップさせちゃいました。
今どんな状態かチェックしたい方にもおすすめの検査キットです。

Femバランスチェック

検査結果で顕微鏡でみる腟内フローラの世界が見れるかも!?

この記事は椎名先生に代わり
ネット担当スタッフが更新してお届けしました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノヾ

Fem+ 2024 ~女性の健康と活躍を支援する展示会に参加して
1. メインテーマ:子宮頸がん“0”を目指してとは

私達アイラボは会社設立当初から「子宮頸がんゼロの町〇〇」と題した活動をしてきました。それは「検診を受ければ子宮頸がんで死亡する人をゼロにすることができると言われた我が国における子宮頸がん検診のパイオニア野田起一郎先生の言葉があったからです。開業当時、子宮頸がん検診の受診率は低く、その要因は「恥ずかしい、忙しい、面倒」と考えていましたので、それら問題を一掃できる自己採取法(自宅で自分が採取する方法)の検査精度向上に関する研究を始めました。

欠点があるものの、加藤式採取器具ならなんとか行ける!

自己採取法に関しては学術論文そのものがほとんどないため、限られた資料を基に医師採取と自己採取に関する検査精度をまとめたのがこの1枚のスライドです。そして加藤式の有効性は論文としてまとめました。そしてこれが子宮頸がん“0”を目指す第一歩になりました(検診が苦手な人には使える目途が立ったのです)。
しかし、子宮頸がん検診ガイドラインでは「自己採取はダメ」、、、この事で加藤式採取器具を提供した会社は廃業に追い込まれましたが、セルソフトの開発を進めていた大阪の大成化工株式会社に引き継がれました。

そして今年、HPV検査が子宮頸がん検診推奨ランクAに、、、!

私達が目指す子宮頸がん“0”の目標を実現させるためには、現在の医師採取細胞診による検診(受診率47%)だけではなく、より検診を受けやすい自己採取HPV検査が選択できることで、少なくても受診率の大幅な向上が期待されます。私達は小さな会社ですので、大手の会社と渡り合うためには常に会社の存続をかけの検査内容の充実と向上に挑戦しています。
この度、子宮頸がん検診にHPV検査を導入することに関しては社内で新たな機運が生まれました。
そこにはあくまで検診受診者検査会社や検診機関の

そして今年、HPV検査が子宮頸がん検診推奨ランクAに、、、!

私達が目指す子宮頸がん“0”の目標を実現させるためには、現在の医師採取細胞診による検診(受診率47%)だけでは達成が困難であることがこれまでの経緯で立証されました。(より検診を受けやすい)自己採取HPV検査が選択できることで、少なくても受診率の大幅な向上が期待されます。、しかしわが国における健康に関するリテラシーは極めて低く、各種の啓蒙活動やその支援には限界が来ていると思われます。ちなみに、国民生活基礎調査から得られる受診率の伸びは頭打ちの感があいます。

Fem+ 2024 ~女性の健康と活躍を支援する展示会 
 参加中!!! ぜひ気軽にご覧になってください

2024年10月17日(木)~19日(土)10:00~17:00、
ビジネスデー:17日~18日
一般公開デー19日

東京ビックサイト東7ホールで開催中です

共同出展する株式会社ウェルクスの伊奈絵里佳社長とともに
ブログの執筆者ドクターシイナも参加しております。

19日は一般の方もご入場頂けますので、ぜひブースにお出かけください。
この際に椎名先生にいろいろ質問してみませんか?

詳細はこちら 参加登録をすると無料でご入場頂けます。
https://www.femtech-week.jp/hub/ja-jp/header_btn.html

椎名先生と伊奈社長でお出迎え

顕微鏡でみる腟内フローラの世界が見れるかも!?

この記事は展示会に参加中の椎名先生に代わり
スタッフが展示会の様子を更新してお届けしました。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノヾ

今日からFem+ 2024 ~女性の健康と活躍を支援する展示舞~に参加

2024年10月17日(木)~19日(土)10:00~17:00、ビジネスデー:17日~18日一般公開デー19日
東京ビックサイト東7ホールで開催されます。
私達がこのような大きなイベントに参加するのは初めての経験ですが、私達の仕事や活動はまさに「女性の健康と活躍を支援」するものですので参加を決めました。
この展示会参加を後押しし、大半の準備をお手伝い頂いた同じブースで共同出展する株式会社ウェルクスの伊奈絵里佳社長に心から感謝いたします。詳細はこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000144101.html

こんなチラシができました

久々に学会に出席するような緊張感が

それでは行ってきます。

第4報 Eさん 見て! 見て! 10/4の検体だよ!

毎朝、私がベッドから去るとまとっていたタオルケットを丸め、
散歩に行くよと言うまでこうしています。
私のぬくもりがいいのかな?
寝起きのせいか、ちょっとブス
臭いがいいのかな?
そういってくれるのは雄(ゆう)君だけ
本当はこんな美男子
小さな子供たちにも“可愛い”って言ってもらえるんですよ

10/4に採取したグラム染色標本です

青く染まる長い菌は紛れもない乳酸菌です。
Eさんの検体で初めての乳酸菌
嬉しい!の一言
明らかな乳酸菌の他に、あの膀胱炎を起こした青く染まる短い菌(桿菌)や赤く染まる小さな菌(腟ガルドネラ菌)もいます。でも、
乳酸菌頑張って!この中で一番強くなってね!そんな思いで、Eさんにこの画像を送信しました。

Eさんからは
ありがとうございます!
乳酸菌嬉しいです!!

そして、10/11日に採取した検体が届きました。

喜びから1週間後です。
乳酸菌の割合が増えています。
腟ガルドネラ菌やグラム陽性桿菌の割合はさらに低くなっています。
これから生理を迎える様です。
乳酸菌頑張れよ!
祈る気持ちです。

私達アイラボのモットーはBe with you (あなたと一緒)です。
雄はこうして2時間余り待っていました。
それでは散歩に行ってきます。

第3報 細菌性腟症の治療に挑戦、思いがけないハプニングが

第1回(8月6日:婦人科で治療後にオリモノや臭いが気になるようになった)、第2回(8月29日:細菌性腟症と診断された1ヶ月後はどうなった?)の記事で紹介した女性(Eさん)がフラジールによる治療に挑戦した記録を報告します。

先ずは初回の写真をもう一度見ておきましょう

月経の出血が終わった時期(7日目)に採取した画像です。
標本の背景はきれいですが、写真中央に細菌性腟症に特徴的なClue cell(クルーセル)が見られます。
月経中も腟ガルドネラ菌はしっかり生きていたことが分かります。乳酸菌の姿はほとんど見ることはできません(元来、排卵の頃まで乳酸菌はあまり見られません)。

生理直前の状態を見てみると 驚き!でした

前回(月経直後)に比べ、白血球が多く若干腟炎を伴っているように見えます。
Eさんもこの写真を見て大変驚かれた様子でした。

少し話は飛びますが、Eさんが「アイラボさんの商品の中にオシャレな貴女のパスポートというキットがありますが、どんな思いで名付けたのですか?」と質問されたことがありました。
「顔のお手入れや素敵な洋服を身に着けるのと同じように、デリケートゾーンのおしゃれ(健康)にも気を使ってくださいね。」という思いでそのキットを作ったことを話すと、Eさん「それって素敵ですね。私も何とかデリケートゾーンの健康を取り戻したいので治療に挑戦します。」
ということで、生理が終わった時点で婦人科を受診しました。

治療にはフラジール腟座薬が処方されたようですが?

5日分のフラジール腟座薬を処方して頂きました。
2週間ぐらいは良くなった気はしましたがすぐに戻ってしまいました。
(細菌性腟症の治療を行っている婦人科医に治療効果について尋ねてみると、「治療しても一時的には良くなるが、パートナーとの性交渉を始めると元に戻ってしまう。」という回答を頂いていました。「今回もそうか?」と、少し落ち込みましたが、細菌性腟症は性感染症ではないとの認識を持っていましたので、この点についてもいずれ解明する必要があると改めて感じました。

そこで今度はEさんの知り合いの医師に相談し、以下の様にしっかりした治療スケジュールを作成し、同医師より処方していただく事にしました。

【治療の予定】
9/2~1週間目、フラジール腟座薬・飲み薬
9/9~2週間目、フラジール腟座薬
9/15終了
9/19自己採取検査
9/21生理スタート
パートナーには飲み薬を飲んで頂く予定です。


実際は、経口薬は9/3~9/10、腟座薬は9/3~9/17投与しました。
腟座薬を1回挿入だけでオリモノはほとんどなくなり、臭いも感じません。おりものの性状は腟座薬のカスが残っている感じで白いものが出てきます。
予定より生理が4・5日早く来てしまい検査できなかったので、9/26日に検体を採取してアイラボに送りました。

9/26日採取の検体を見てびっくり

治療が終わったばかりというのに、この白血球の多さは何?どうなってんの?
細菌性腟症を疑う所見はないけど、何やら小さな桿菌がいる(写真にすると見にくいですね)
この菌が炎症の原因か?
グラム染色でもう少し詳しく見ると、グラム陽性桿菌がたくさん!
乳酸菌とは大きさが全く異なるので一目瞭然(おかしい)

9/29日 Eさんから一枚の画像 おしっこが真っ赤に!

9/26日に検体を採取してアイラボに送りましたが、この日から残尿感を感じおかしいと思っていましたがそのまま放置していたら9/29に血尿になりました。病院に行ったところ膀胱炎と診断され、ホスミシン(ホスホマイシン)を処方された。おりものは少し増え、においも感じるようになり、状態はあまりよくありませんが、本日10/4日検体を送ります。

さてその結果はどうなんでしょうか?
今日はここまでにします。

ハイリスクHPV感染の男性がHPV強制排除に挑戦(5 最終回)

彼女が子宮頸がん検診を受けたら軽度異形成と診断されました。
そのことが原因で彼女と別れることになってしまいました。
そんな彼(K氏)がアイラボの男性のHPV検査を依頼しました。
その結果は、39型、52型、51型が検出され、この男性がHPVを強制的に排除すことに挑戦した話。
k氏は、自分と同じ悩みを持つ男性は少なくないと思うので、Dr.
シイナのブログで紹介することを承諾してくれました。

2023年7月1日のブログ「10年前に風俗を利用した。5年後彼女がLSILに!そして今俺にHPVが!」が最初の記事。
第1回2023年10月24日
第2回2023年11月 4日
第3回2023年11月22日
第4回2024年 4月 7日 ※この時点で51型は消失したが、52型と39型が残ってしまいました。
そして2024年の6月からサイドの挑戦が始まりました。今回がこのシリーズの最終回です。

2024年6月 再度べセルナクリームによる治療を開始

お世話になっております。
Kです。
昨日6/17から再度の挑戦を開始しました。
治療方針は以下の通りです。
ベセルナクリームジェネリック24袋を購入、1度に2回分使用して全体に塗布し、4週間で使い切る
7月中旬には治療が終了すると思います。


このようなメールが届きました。
前回べセルナクリームを処方して頂いた先生は、効かないタイプ(HPVの型)があるとのことで処方して頂けなかったようです。そこでk氏はネットで購入したようです。
“1度に2回分使用して全体に塗布し、4週間で使い切る” という意味は亀頭部分だけでなく、竿(陰茎)部分を含め、男性性器全体に塗るという意味です。
6/19 昨日の夜お風呂に入ったときは、少し赤くなっていましたが、シャワーを当てても痛みはありませんでした。今夜2回目のベセルナクリームを塗布する予定です。
6/21 2回目が終わって少し赤くなってはいますが、痛みはないので、今日3回目をやろうと思います。
6/23 3回塗布しましたが、包皮の内側が赤くなって少しひりひりしますね。痛痒い感じです。
皮はむけてないので来週も治療は継続する予定です。
6/29 今週月曜に4回目の塗布を行い、火曜に刺激を与えてしまいました。
赤く腫れてしまい、カリに近い亀頭部分の皮がむけたように白くなってしまいました。
治るまで様子を見ようと思います。


【私からの返信】
kさん
そうですか?
それは残念な気がします。
私は治療に関しては全くの素人ですが、細菌の場合、治療を中断すると弱りかけた細菌が復活すると、より強い抵抗性になります。薬剤に対する耐性が獲得されるためです。
HPVとべセルナクリームでそのようなことが起こるかどうか不明ですが?
前回も、途中から薬剤の間隔が長くなっていますので、そのことが少し心配です。
椎名

そうなんですね。
弱りかけたHPVが復活することがあるのですね。
復活すると耐性がついてしまう。
完治させるのは難しそうですね。

7/8 だいぶ回復してきたので、今日から治療を再開したいと思います。
7/9 7/24日に治療が終了する予定です。
7/18 昨日治療する予定でしたが、シャワーを直接当てると痛みがあったので断念しました。
痛みが引いたら再開します。残り4回です。
7/24 まだ腫れているので治療は一旦やめています。そろそろ再開する予定です。
7/25 昨日もまだ腫れていたので治療はできていない状況です。
私の場合、一日おきに4回治療するとひどく腫れることが分かりました。
他の人は腫れないんですかね?
8/6 12回分の治療がやっと完了しました。
治療した日は以下の通りです。

1回目:6/17(月)夜
2回目:6/19(水)夜
3回目:6/21(金)夜
4回目:6/24(月)夜
二週間中断
5回目:7/8(月)夜
6回目:7/10(水)夜
7回目:7/13(土)夜
8回目:7/15(月)夜
二週間中断
9回目:7/29(月)夜
10回目:7/31(水)夜
11回目:8/2(金)夜
12回目:8/5(月)夜

腫れがひどかったので途中2回治療を中断しました。効果が薄れてしまうか心配ですが、とりあえず、一旦無事に終わってよかったです。
8/29 現在は腫れもなく状態はいいと思います。
性行為はありません。


8/30【私からの返信】
kさん
検査の前に飲みますか? 後にしますか?
八王子に来れますか?
椎名

どちらでも大丈夫です。
八王子行けます。

9/14 本日はお会いしていただきありがとうございました。椎名さんのお話を聞けて私の肩の荷が少し下りました。早く彼女ができるように頑張りたいと思います。
近いうちに検査をしようと思います。
結果がダメだったとしてもまた治療を再開するつもりです。
本日は貴重なお話が聞けて参考になりました。
ありがとうございました。

初めてお会いするKさん 遠いところまでよく来てくれました

初対面、Kさん印象は優しそうな好青年。
今回の飲み会、彼に検査をする前と後のどちらがいいかと聞いたところ、kさんからは「どちらでもOK」の返事が返ってきましたが、お会いするのを検査の前に決めたのは私です。私の方が結果を悲観的に考えていたもかも知れません。kさんはもし52型と39型が排除されなかったら再度挑戦する覚悟ができていましたので「どちらでもOK」だったと思います。

アイラボのモットーは「Be with you(あなたと一緒)」ですが、お客さんとこんな機会が持てたのは初めてです。3時間くらいいろいろな話をして有意義な時間を過ごせました。陰性になって早く素敵な彼女さんと巡り合えるようにと祈りながら別れました。

そして昨日HPV検査の結果が出ました。

今回の検査では、綿棒を4本(通常の倍)渡しました。性器全体を擦過するためです。
検体処理を担当した細胞検査士からは十分過ぎるくらい細胞が採取されていましたという連絡を受けていましたので、まだウイルスが残っていれば確実に検出されるはずです。

結果は 陰性 52型も39型もきれいに消えていました。

kさんおめでとう

Kさんからこんなメッセージが届いています。

俺は39,51,52型のHPVに感染していましたが、ベセルナクリームによる治療で完全に治すことができました。
初めてベセルナクリーム(12袋)で治療したときは、亀頭の皮が剥けて赤く腫れてしまい治療間隔(2日に1回のペース)を守ることができず、結局HPVを消失させることはできませんでした。
しかし、ベセルナクリーム(24袋)で再挑戦したときは、できるだけ治療間隔を守って治療し、完全にHPVを消失することができました。(亀頭、かり、包皮内側で12袋、包皮外側で12袋使用)
治療で大切なことはできるだけ治療間隔を守ることだと思います。赤く腫れて痛みがある場合は引くまで中断するしかありませんが。
ハイリスクHPVの場合、どこに感染しているのか目では確認できないので性器全体にベセルナクリームを塗布する必要があります。結構時間がかかり大変ですが、治る病気だと思いますので最後まで治療することをお勧めします。
俺の経験が治療のご参考になれば幸いです。


子宮頸がんは女性だけの問題ではない。もっと多くの人にこの病気の本当の姿を知って頂き、皆さん個々の性のあり方を尊重しつつ、HPVワクチンの接種、子宮頸がん検診、私達が提供している郵送検査など、子宮頸がん対策の方法は沢山あります。勿論HPVの感染を可能な限り防ぐこともその一つです。どうか自分に合った方法をうまく活用して自分はもとより大切なパートナーを子宮頸がんから守りましょう。
最後になりますが、Kさんからの情報提供は同じ悩みを持つたくさんの男性、そして医療関係者に役立つ情報と思います。医師法や薬事法に抵触しない範囲での対応でしたが、Kさんには心から感謝致します。お幸せに!
私達は子宮頸がんゼロを目指しています。