腟活サプリメント!! 9/1より販売中!
 腟内フローラを整える

腟活サプリメント

アイラボの腟内フローラチェックとも連携!!
「腟内環境を良好にし、調子を整える」サプリメントとしてフェムシア/ケアラクト
(機能性表示食品)がDOSHISHAから9月1日より販売を開始しました!
腟活サプリメントとして、健康のサポートにお役立ていただければ幸いです。
フェムシアの膣内フローラサプリ、”Care Lact サプリメント”とは?
とても不思議に思うかもしれませんが、Care Lact(ケアラクト)は乳酸菌(GR-1、RC-14)で膣の調子を整えることが出来ます。消費者庁の機能性表示食品としての届出をしている商品で、効果や安全性のエビデンスが揃っています。
いくらお手入れしてもケアしきれない理由は膣内環境にありました。膣内には善玉菌と悪玉菌が存在しています。善玉菌とは、ラクトバチルス属の乳酸菌のことで、その乳酸菌の働きで腟内が常に「酸性」に保たれるようになっています。しかし、膣の不調の原因は乳酸菌の減少で悪玉菌が増え、膣内の「酸度が低下」してしまうからです。
酸性に保たれた膣内は、雑菌の侵入や繁殖を防ぎ、健康な状態を維持しますが、疲れやストレス、抗生物質の服用、性行為、膣洗浄などの影響で善玉菌が減ってしまうと自浄作用が機能しなくなってしまい、様々な膣トラブルの原因となります。
ケアラクトは、2種の生きた乳酸菌が約10億個配合されており、これにより膣内環境を整えます。
お薬ではないので即効性はありませんが、乳酸菌で膣内フローラを整えることで不調に強い環境を備えます。副作用がなく、体に優しいサプリメントで長期的にケアすることをオススメします。

 パッケージをクリックでお申込みフォームへ

分からないことがありましたらお気軽に!

検査のお問い合わせはアイラボまで ☎042-652-0750 サプリメントのお問い合わせは 株式会社ドウシシャFemcia
☎0120-147-148  公式サイト https://femcia.com/ 受付時間:平日10:00~17:00
(年末年始・夏季休暇等を除く)

アイラボが取り扱う女性用検査キット一覧は以下からご覧になれます。

https://ilabo-cyto-std.com/onlineshop/category/item/itemgenre/forfemale

久々に東京に行ってきます

“暑さ寒さも彼岸まで”とは良く言ったものです。
本当に長かった今年の猛暑ですが、お彼岸を境にやっと涼しい空気が感じられるようになりました。

昔、青梅や八王子といった立川から先に住んでいた人は、年に何度も行かない都内に出かける時は「東京に行ってくる」と言っていたそうですが、年を重ねたことやコロナ禍であったこともあり、まさに「今日は東京に行ってきます」そんな感じでした。

先日、表参道総合医療クリニックの廣田毅先生よりお電話を頂き、加藤式自己採取器具のこと、郵送検査のこと、オンライン診療のこと、そして先生が取り組まれている遺伝子治療についてお話を伺いました。

医療を前向きに、しかもとても熱く語られる先生に引き込まれるような思いで訪問することにしました。社長としては営業活動ですが、私的にはまた新たな友達に会えるそんな思いでした。

東京は人、人、人、、、、

西八王子駅から中央特快東京行きに乗り込むと、高尾駅が始発とあってガラガラな状態でした。
電車に乗ると、どういう訳か5分と起きていることが出来ず、気が付くと三鷹でした。
昼間というのにまるで通勤ラッシュ並み、慌ててマスクを取り出した始末。
新宿で山手線に乗り換えましたが、外国からの人もたくさんおり、久々の東京は別世界。おかげで、山手線ホームとは逆方向に歩いてしまい、構内を右往左往。
当然、渋谷で銀座線に乗り換える際も通勤ラッシュ並み。

表参道駅では、B2の出口を探していると「B1-B3]の表示を発見、多分B2はその中間にあるのだろうと思い進むと、B1の次はB3の出口であり、引き返す羽目になった。
B2の出口を発見してやっと東京の空を見ることが出来ました。

地図を頼りに初めての表参道の街並みを拝見。歩く人は少なくおしゃれなお店に目を奪われながら無事、クリニックにたどり着きました。
比較的涼しい日でしたが、久々のスーツの下は汗ばんでいました。

表参道総合医療クリニック

クリニックまではおおむね5分ほどらしい。
お約束の時間までには少しゆとりがあるので、地図を片手に久々の東京をのんびり行くことにした。
おしゃれなお店がそこかしこに、でも私は一人では入れそうもない。、、、なんて思いながら歩いているとあっという間にそれらしいビルが目の前に現れました。間違いない。ここだ。

入り口のドアを開けると、すぐ受け付らしいカウンターがあり、廣田先生とお約束の旨を伝えました。どうやら目の前で外国からのお客(患者?)様と対応しているのが廣田先生らしい。少し待つことになりました。

ほどなくして、廣田先生にご挨拶することが出来ました。
表参道総合医療クリニックは今年の4月に開業されたばかりだそうです。
私も小さな会社を経営していますが、開業当初は何かと大変ですのですタフの皆さんのご苦労はよくわかります。
このクリニックの診療科は、整形外科、脳神経外科、先端遺伝子治療、更にオンライン診療についても取り組まれるようで、私達アイラボの「郵送検査キット」とオンライン診療に接点があったようです。
また、廣田先生は研究者でもあり、ご専門はマイクロRNAを用いた遺伝子治療の様です。
先生の研究室も拝見させて頂きましたが、特に子宮頸がんの治療にもご興味をもたれている様でした。
これからどんなお付き合いができるのか私達も一緒に考えてまいりたいと思いました。

検診受診率の低い日本では、さまざまな医療機関で気楽に受けられるのがいい

アイラボの郵送検査は、HPや電話で依頼者から直接注文を受けるのがメインですが、検診機関、健康保険組合、一般開業医(乳腺専門クリニック、皮膚科、内科、等)の先生方にも子宮頸がん検査用の自己採取検査キットをご利用いただいています。
例えば、検診機関においては
、通常の検診(医師採取)とは別に加藤式採取器具を用いた自己採取を選択出来るシステムを導入している施設があります。検診受診率の上がらない我が国では加藤式自己採取器具を用い、一人でも多くの女性が“検診を受けてみようかな?”と思っていただける環境づくりが大切なのではないかと考えます。
自己採取法は子宮頸がん検診ガイドラインでは推奨されていませんが、採取器具の選択、検体の処理方法の改良、顕微鏡で観察する細胞検査士の使命感、更に受診者に自己採取法の弱点(子宮の入り口から少し奥に発生する子宮頸部腺がんなどは早期の発見が難しいこと)をはっきり伝えることなどを遵守することによって、医師採取が苦手な方、婦人科医(採取できる医師)不在の検診機関、検診会場(医療機関)へ出向くのが時間的・地理的に大変な方には効果的な方法と思われます。
健康保険組合様においては、子宮頸がん検診のみをアイラボに依頼されるケースもあります。
会社の事情もあると思われますが、受診者と検査会社の信頼関係を構築することにより、検査結果に対する相談窓口やおりもの検査やHPV検査、更に腟内フローラチェックなどの追加検査が再採取無しで受けられる点がメリットと思われます。また、LSIL以上の異常所見が見られた時には医療機関の紹介などにも対応していることが評価を頂いていると思われます。
開業されている先生方の中には、乳腺専門クリニックの先生が乳がん検診の折に子宮頸がん検診を受けていない受診者に自己採取による子宮頸がん検診を勧めて頂いているケースもあります。皮膚科や泌尿器科の先生からも同様の依頼があります。

表参道総合医療クリニック様にも是非当社の郵送検査キットをご活用頂き、オンライン診療にお役立て頂ければ幸いに存じます。

後日、院長先生からも郵送検査キットに関するPDFのご依頼

可能な限り先生方のニーズに対応したいと思いますが、私達アイラボとしては以下のキットをから紹介したいと考えています。

男性のHPV検査はなぜアイラボだけなの?

実はとても多い質問です

もうかなり前になりますが、アイラボの無料相談に「どうして女性のHPV検査はどこでも受けられるのに男性は調べられないのか?」という質問が寄せられました。
よく考えてみれば、性行為で感染する淋菌やクラミジアは男性でも女性でも検査が受けられるのに、同じ性行為で感染するHPV検査が女性だけで男性は受けることが出来ないのはおかしな話ですね。
子宮頸がんは「病気」であり、その病気はHPVの感染が原因であることが分かってきましたので、子宮頸がんの早期発見(検診)のためのHPV検査HPV感染そのものを予防するHPVワクチンが開発され、すでに世界中の国々に普及しています。しかし、男性がHPVに感染しても、その多くが尿道のがんや陰茎のがんになる確率が女性の子宮頸がんに比べると極めて少ないため、「検査の意義が無い」と判断されているのでしょうか。

症状は全くないのに、彼女が子宮頸がん検診でひっかっかった

「自分の彼女は、(多分)自分とが最初の性行為なので、検診でひっかっかった原因は俺しか考えられない。俺は数回風俗を利用して“生での行為をした”、、、でも、淋病やクラミジアに感染したことはなく、特に気になる症状は何もなかった。俺がHPVに感染しているかどうか調べたい。」当時、そんな風俗利用者や複数の女性と性交渉があった男性からの問い合わせが殺到していました。

共にHPVの研究をしてきた杏林大学の大河戸光章先生に相談

この頃、大河戸先生は日本におけるHPV研究の第一人者の仲間入りを果たしており、特に、細胞診におけるHPV感染細胞の形態学的研究では最先端の学術論文を発表しております。彼が開発した高感度多種HPV検出法uniplex E6/E7PCRはHPVの検出感度がすべての型で均質に検出できる特徴があります。
自動的に測定できる方法ではないため、多数検体を一度に調べられませんが、HPV感染している細胞が少ない男性性器検体でも応用できるため、アイラボでは大河戸先生の協力を頂き、男性向け郵送検査を始めました。

日本性感染症学会にてその成績を報告(2017年、札幌にて)

写真は、学会で発表した最初のスライドです。【日本性感染症学会第30回学術集会(2017)一般講演「HPV・尖圭コンジローマ」演題番号O-29】発表内容の詳細はこちらからご覧ください。

それ以降、男性のHPV検査は伸びていますが、女性も⤴

男性が、『自分の大切な人に、HPVを感染させたくない!、、、という思いから広まったHPVタイピング検査』ですが、その後、徐々に変化が現れました。『貴方とお付き合いしてもいいけど、HPVの感染は調べて!』、、、という女性が増えてきました。
要するに、男性も、女性も、、、、子宮頸がんに対する意識の変化が出てきたのです。

子宮頸がんの原因は、そういう事だったのか!” そんなことがやっと国民の中で広まってきたのかな?アイラボにとって、少しだけですが、嬉しいと感じた変化です。

男女のこの意識こそ、日本における子宮頸がん対策のキーになると確信しています

私達は性風俗業界の存在を否定するわけではありませんが、私達が最近実施した調査では、風俗で働く女性(CSW)におけるHPV罹患率は73%に及びHPV感染の爆発的広がりの温床になっていることは否定できません。このような現状を国は理解していても感染拡大に関する対策は全く行われていません。またその一方で、日本における子宮頸がん検診受診率は50%にも及ばず、2022年度国民生活基礎調査を元に厚生労働省が報告したした受診率は43.6%なのです。また、HPVワクチンの接種率に至っては1.9%(2019年度厚生労働省)と、いずれも先進国の中で最下位なのです。
検診は苦手だし面倒!、(特に根拠がなくても)自分には関係ない(対岸の火事的思考)と考える日本人の国民性、芸能人など有名人ががんになると一時的に検診を受ける人は増えますが、その熱も長続きしません。私達の学会関係者も子宮の日(4月9日)には全国各地で啓蒙活動を実施しますが、どれだけの効果が上がっているか、受診率が伸びない現実(2013年42.1%、2016年42.3%、2019年43.7%、そして2022年43.6%)を見ればそれほどの効果は上がっていない気がします。

そんな我が国の実情にもかかわらず、欧米をはじめとした諸外国のデータを基にしての「科学的根拠に基づいた子宮頸がん検診ガイドライン」というけど、本当に国民のためになっているのだろうか極めて疑問を感じます。

政治や関係する学会が解決できない現状からの脱却には、直線的でより現実的対応が必要ではないかと考えています。なぜ子宮頸がん検診で「要精密検査」になったのか?もっと端的に言えばいつ誰からHPVがうつったのか自身のことは自身でわかるはずですので、自身の健康を守るためにはセルフメディケーション(自身の健康は自身で守る)ことの重要性を浸透させなくてはならないと思います。

国民一人ひとりが子宮頸がんと真剣に向き合い“具体的何か”を見出さなければなりません。私達はその一つとに『真実を知ること、つまり正しい教育』が必要だと考えています。教室での講義や講演の形式ではなく、NetやSNSを使ってよりリアルな形で現実を伝えたいと考えています。

男性のHPV検査を提供している理由はまさにその点にあります。子宮頸がんは女性だけの問題ではなく、HPVのキャリアーとして男性が関わっているわけですから、この現実を男性も、女性も真面目に理解し、解決の道を探るための一歩にしてほしいのです。
自らHPVに感染しない感染させない(自身の性行動をしっかり管理する・男女ともにHPVワクチンの接種をする)、感染している可能性がある場合はがんになる前に対応する(定期的に検診を受ける)、検診で「要精密検査」になったら(必ず病院を受診して対応する)、、、当たり前なことがわが国ではできていないのです。

セルフメディケーション!子宮頸がんになってしまってから後悔する前に、自分を守れる機会がいくつもあるのです。そのことを知らない、知っていても他人事にしてしまったら、子宮頸がんから自分を守れれないのです。
次の大きなテーマは「子宮頸がん検診ガイドライン」についての私見」と題して考えたいと思いますが、その間に日々の出来事も掲載します。

10月から検査士ダイアリーの担当が代わりました

これまで、細胞検査士ダイアリーは、取締役の椎名奈津子が担当しました。
奈津子取締役は、北里大学医療衛生学部(細胞診コース修了)を卒業後、米国フィラデルフィアにあるトーマスジェファーソン大学の細胞診コースを卒業後、ペンシルバニア大学病院細胞診断科に就職し、日本と米国における細胞診を取り巻く医療に従事してまいりました。
このような経験から、幅広いテーマで多くの記事を紹介した頂き、視聴者の皆様からは高い評価を頂きました。
この度、本人からの申し出で、担当を交代することになりました。
今後は、Drシイナのブログが格上げされ、椎名義雄と藪崎宏美が中心となり、女性特有の悩みや子宮頸がん対策にかかわるテーマを中心とした記事を配信してまいりますので、よろしくお願いいたします。
藪崎宏美 取締役(アイラボ管理者)臨床検査技師、細胞検査士、性感染症学会認定士
藪崎宏美 取締役(管理者)
藪崎宏美のイラスト
椎名義雄 代表取締役社長、医学博士、臨床検査技師、細胞検査士、性感染症学会認定士
椎名義雄イラスト
これからも精一杯みんなで頑張ってまいりますので、皆さんからのご意見・ご相談をお待ちしています。

次の記事は『男性のHPV検査はなぜアイラボだけなの?』を予定しています。

一年も前から「小便が赤い」という先輩達

コロナで会えなくなってしまった間にこんな事態に!

コロナ禍であることも影響したのか、先日3年ぶりに磯釣りがが縁で長くお付き合いさせて頂いた先輩にお会いしました。
ところで椎名さん「一年ぐらい前から、小便が赤いんだよ」と言って排尿に立ち会わせてくれました。
「血圧で病院にかかっているんだから、尿に血が混ざっていることを早く先生に伝えなければだめでしょう。膀胱がんの検査をして頂くんですよ」と伝えました。
一ヶ月後、病院で検査をしてもらったら「膀胱癌だった。即入院になってしまった」という連絡を受けました。
そして今日、その後の状況を伺うために電話をしました。病巣を焼き切って、また一ヶ月後に検査を受けるとの事。
コロナ前は年に2回はお会いしていたが、コロナで会えなくなっている間にこんな状況になってしまい、とても残念な思いで一杯です。「早期であって欲しい」と祈るばかりです。

それが縁で今は大好きな先輩に!

健康のためにゴルフをやっています。
週に一度く位のペースで近くの練習場に通っています。
そこにはゴルフ仲間が結構いて、ゴルフ談義やアドバイスをしてくれる人もいます。
そんな中、これまであまりお話したことがない先輩が、彼の仲間達に「小便が真っ赤だよ」と言うのです。
「早く検査をさせなくては!」と思いつつも、まだあまり話したこともなかった方ですので、「話すきっかけ」がなく、数週間がたってしまいました。
と、ある日、その方がチョットしたアドバイスしてくれました。
「これさえ克服できればシングルは目の前だよ」と言うのです。
アマチュアゴルファーですが、結構名前が知られた方で、私にとって最も弱い部分の指摘してくれたのです。
せっかくお話しする機会ができたので、すかさず「私の会社はすぐ近くですので、是非一度寄ってください。おしっこを調べておきましょう。」と切り出しました。しかし、数ヶ月たっても血尿についてはあまり気にしていない様子でした。と、ある日、「病院に行ったら即内視鏡でがんを5個取られた。そのうちの一個がチョット進んでいるようなので治療すると言われた」そうです。、、、「もっと強く検査を勧めればよかった。」、、、と後悔しました。
そしてさらに3ヵ月後、放射線治療をすることになり、3週間程入院し、そして3ヶ月が経った七夕の日に検査結果が知らされました。その結果は「全く異常はない、次はまた3ヵ月後に検査を受けることになった。」と、明るく話してくれました。
「もう少し生きられそうだから、キャデーバッグを新しくするか!」と言ってくれました。

“先ずは良かった”

どうして血尿が出ても病院に行かないのか?

何なんですかね?
私達からすれば、先ずは膀胱がんを考え、すぐに検査を受けますが、
なぜ先輩達はそのことを放置してしまうのか?
癌ではないのか?、、、ぐらいも考えないのか?
がんかも知れないが、それが分かるのが怖いのか?
本当によくわかりません。
そのうちに、二人の先輩には話を聞いてみることにします。
、、、そういえば、先週、3年前にHSILと診断されたにもかかわらず、精密検査を受けなかった人の検体が提出されました。
幸運にも「今だHSILの域」にとどまっていました。

といった具合に、「異常なのでは?」と思っていても、行動が伴わない方が少なくありません。
セルフメディケーション! 自分の体は自分で守るんですよ!

10年前に風俗を利用した。5年後彼女がLSILに!そして今俺にHPVが!

子宮頸がんの原因はHPV感染! これ常識。
女性性器のHPVはその90%が自然に排除(消失)される! これも常識?
男性性器のHPVは女性と同じように自然(免疫力で)に排除されるのか? これ全く分からない。

女性が感染した場合90%が免疫力で本当に排除されると仮定すれば、男性も同じではないのか?
そう思いたくなるのは私ばかりでなく、多くの男性、そしてそのパートナーが願う事です。
しかし、私が知る限り、“男性の方が排除され難い”といった報告があったように思います。その事を私自身は確認したことはありませんが、男性のHPV検査キットを提供している側としては、その疑問に答えなければいけないと、常々感じています。

そんな折、5年前からお付き合いをしている女性(パートナー)がこの度の検診で軽度異形成と診断されました。10年前に風俗でゴムなしの行為をした私が原因ではないかと心配になり、アイラボの「男のHPVタイピング検査」を依頼したところ、3種類のハイリスク型HPVの感染が明らかになりました。大変なショックと同時にパートナーに申し訳ない思いで悩んでいます。私が感染しているHPVも数年後にはなくなるのでしょうか? そんなご相談でした。
(この事実を多くの皆さんに知ってほしいということで、この記事に関しては掲載のご承諾を頂いています。)

軽度異形成は多分こんな細胞です

写真はアイラボで軽度異形成(LSIL)と診断した別のケースです。

【余談】細胞診はあくまで推定診断で確定診断ではありません。

一般に細胞診と言われる検査は、細胞診断学と言いますが、細胞検査士がスクリーニング(標本を顕微鏡でくまなく観察して問題がある細胞を拾い上げ)し、その後細胞診専門医が「軽度異形成が推定されます」といった具合に「推定診断」します。担当医はさらに必要があれば、組織(病巣の一部組織を切り取って)検査を実施しますが、それは「病理診断」と言って確定診断になります。
このことはとても重要なことで、細胞診専門医が関与する検査ですが、あくまで「推定診断」です。
今回ご相談された方のパートナーさんがこの組織検査をされていれば「軽度上皮内病変CIN 1」と診断されます。

このCIN 1 は、病理学的には“軽度異形成でHPV感染感染”ということになります。
つまり、パートナーさんは“HPVに感染している状態”です。
淋菌やクラミジアに感染したのと同じように「感染症の段階」です。
淋菌やクラミジアは治療しないと完治できませんが、なぜHPVは(免疫力で)90%が自然にいなくなるのでしょうか?
不思議ですね。

相談された方は10年前に(ゴムなしで)風俗を利用されたとの事、その時からずっと3種類のハイリスク型HPVに感染していたのでしょうか?もちろん断定することは困難ですが、5年前からお付き合いをしているパートナーさんに感染させたということになると、かなり長い期間排除されずに持続感染していた可能性もあるし、感染させた後はピンポン感染を繰り返していた可能性も考えられます。とても難しい問題ですね。

HPVはサイレントな感染症なので分かった時のショックも大きい!

ご相談頂いた男性のショックはとても大きいと思います。
自分の過去の行為でこんなことになろうとは思ってもいなかったことと思います。
そんなこともあって、このブログでの照会に快く同意して頂きました。
風俗を利用される方は、“性病”に関しては少なからず不安を感じていると思います。
淋菌やクラミジアの様に感染後1週間以内に症状が出る病気や、いま大きな社会問題になっている梅毒においても典型的な例においては症状が出ます。
しかし、ハイリスクHPV感染は全く症状が出ないのです。
今回の様に、かなり後になって「俺がうつしてしまった」ということになってしまうのです。

この男性は(風俗利用で)どんな危険にさらされたのか?

以前私達は新しい女性用採取器具の精度を確認するため、30名の風俗営業従事者と8名の婦人科クリニック従業員のボラティアの協力で自己採取による細胞診とHPVタイピング検査を実施したことがあります。
その時の結果が全てを代表するわけではありませんが、一つの例として紹介します。

30名の風俗従事者では23名(76.7%)がハイリスク型HPVが陽性で、細胞診検査ではNILMが18例60%、ASC-USが5名(16.7%)、LSILも5名(16.7%)、ASC-H及びHSILは共に1例で、LSIL以上は7例23.3%でした。アイラボの郵送検査で使用している自己採取法での子宮頸がん検診ではLSIL以上がおおむね2.0%程ですので、非従事者(一般人)に比べ風俗従事者ではHPV感染者は少なく見積もっても10倍以上となります。

サイレントな感染症はこうして一般の人達にも広く浸透しているのが現実なのです。

利用者はこの現実をしっかり理解すべきです。

自分の大切な人に(サイレントに)感染させ、そして(サイレントに)子宮頸がんの土台を提供しているのです。
子宮頸がんの原因を2人の間に持ち込まないためにはこの現実をしっかり理解して下さい。

今回は男性からのご相談でしたが、原因はそれだけではありません。
極端なことを言えば、性交経験がある人は男女問わずHPVの感染は避けられないのです。

だから、男女問わず“ワクチン接種”をまじめに考え子宮頸がん検診は必ず受ける必要があるのです。

HPVに感染している男女の場合、完全に防げるわけではありませんが、せめてコンドームの正しい装着は守りましょう。
一方の感染が明らかになったときは二人で一緒に感染しているHPVの型を調べておきましょう。

そして、HPVの自然消失の確認をされたい方は、お気軽にアイラボにご相談下さい

淋菌とクラミジアの検査を依頼された方でも、アイラボでは

細胞診による子宮頸がん検査や淋菌やクラミジアの検査は通常医師が診察時に採取します。
従って、アイラボのような検査所に届いた検体は“医師によって適正に採取されている”ことが前提で検査を開始します。
細胞診検査では、届けられた検体は特殊な染色を行った後細胞検査士が観察しますので、たとえ医師が採取した検体であっても目的の細胞が採取されていない時は『判定不能』として報告し、再度採取していただく事になりますが、淋菌やクラミジアなど採取された検体をそのまま測定機にかけるため、多くの場合それが適正な検体であったかどうか分からないことがあります。例えば、郵送検査で尿を用いて淋菌やクラミジアの検査を依頼した場合、尿の代わりに市販のペットボトル入りのお茶を入れたらどうなるでしょうか?その結果は『陰性』で届きます。本来であれば『不適切検体』となるべきですが、そのような報告にななりません。
そんなこともあり、アイラボでは郵送検査を提供している全ての検体は検体の適否判定を実施しています。
上の写真が、適否判定用の標本で、下が子宮頸がん検査用の細胞診標本です。
観察する面積は少ないですがこの手間を加えることで、検体の適否判定のみならず、白血球の増加(炎症)があるかどうか?など、いろいろな情報をお客さまに還元できるのです。
実際この様に観察しています。

検体の適否判定が目的ですが、思いもよらない情報が!

いくつかの事例を紹介します。

1)男性の方で、“尿道の淋菌クラミジアの検査”を依頼されました。が?
  標本中には異型細胞がゴロゴロ、淋菌クラミジアは陰性でしたが、『早急に泌尿器科を受診して
  精密検査を受けるようコメントしました。』


2)女性の方で、“腟内フローラチェック”を依頼されました。が?
  標本中には白血球の増加が著しい(強い腟炎が見られた)ため、『おりもの&臭いの検査の追
  加』
を提案させて頂きました。しかし、いずれの感染症も陰性でした。アイラボではこのような
  場合、追加検査で『女性のマイコプラズマチェック』を提案させて頂いています。ただしこの検
  査は高額なため、あらかじめ担当者にご相談頂くようコメントした上でご本人に判断して頂きま
  す。 その結果、マイコプラズマ・ジェニタリウムが検出されました。

3)女性の方で、シンプルキットではない“おりもの&臭いの検査”を依頼されました。が?
  標本中には、HSILの存在を疑わせる異型細胞が見られたため、追加で『最新の子宮頸がん検査』
  または『子宮頸がん+HPVタイピング検査』を提案しました。細胞診検査を追加した理由は、検
  体の適否判定標本は観察面積が限られているため、正規の標本で確認する必要があるためです。
  また、HPVタイピング検査を提案した理由は、HPV感染は明らかなので、若干高額になりますが
  感染しているHPVの型を調べておくことが今後の経過を見るうえでも有益と思われるからです。

婦人科細胞診標本は最も安価な婦人科感染症の総合検査

アイラボでは、検体の適否判定に細胞診(パパニコロウ染色)標本を用いています。その理由は、婦人科検査材料(自己採取子宮頸がん検査、腟内フローラチェック、おりもの&臭いの検査、等)のパパニコロウ標本は腟内や子宮頸部の状態を容易に広範囲に見ることができるまさにスクリーニング検査に最適な標本だからです。
子宮頸がん検診に子宮腟部・頸部のパパニコロウ標本を用いているため、子宮頸がん関連病変の細胞の有無を見るだけでなく、『炎症の有無』『ホルモン状態』『トリコモナスやカンジダなどの感染症』等々、たくさんの情報が提供されます。これを無駄にせず、受診者に可能な限り伝える事の重要性をアイラボでは訴えています。

婦人科細胞診はがんの早期発見だけでなく、感染症の早期発見やQOLの向上に有益な方法ですので、郵送検査部門での普及に期待されます。

子宮頸がん検診でもクラミジア感染が分かった!

私の教え子の何人かが、アイラボで細胞診の仕事を手伝ってくれています。
そんな一人(昨年まで杏林大学保健学部で細胞診の教育をしていた飯島淳子さん)が「クラミジアかも?」と言って、彼女が観察した標本の再チェックを依頼してきました。“ちょっとうれしい空気が職場に流れます。” (余談:教え子が社会に出、そして第一線での仕事を終え、そしてまた一緒に仕事ができること、私にとってこんな幸せはありません。)

私が教員時代に最も熱心に取り組んだのがクラミジアに関する研究でしたから、特に、婦人科細胞診検査でクラミジア感染の診断が可能な特徴的な所見である星雲状封入体らしきものを発見したときは、一応に皆“ちょっとうれしい雰囲気になるのでしょう。”

それでは今日の星雲状封入体らしき細胞を見てみましょう。
写真の背景には白血球がたくさん見られ、“ひどい腟炎”であることが容易に分かります。写真中央には細胞が比較的平面的に並んだ集塊が見られますが、これは扁平上皮化生細胞の比較的未熟な細胞です。実はクラミジアはこの細胞で最もよく増えるのです。
そしてどうやら写真の中心部分に細胞の核と同じように染まる少しぼやけて見える部分が見られます。そのぼやけた部分とその左側にある細胞の核との間に白い仕切りのように見える構造が見られます。
これは“ピンポン”だと思いますが、拡大してみましょう。
ぼやけて見える封入体の部分をもう少し細かく観察すると、ぼやけている中に少し濃く染まったゴマ粒のようなものが見えます。
これは網様構造体と言って、成熟する前のクラミジアなのです。既に成熟したクラミジアはそれより粒子が細かいため、光学顕微鏡ではぼやけて見えます。
私はこの“ぼやけた中にやや濃く染まる粒子を見た時”これはあたかも“星雲”のように見えたので、これを星雲状封入体(nebular inclusion)と命名しました。

典型的な星雲状封入体です。

この細胞はクラミジアの研究当初に発見したクラミジア感染細胞です。

研究は素晴らしい!

実際、星雲状封入体を診断できる細胞検査士は少ないと思いますが、
細胞形態学的にはとても興味ある研究でした。
研究当初は、何も分からないことからのスタートでしたが、
根気よく続けたことで発見できた形態です。
研究って素晴らしい!
今日はちょっと自慢話になってしまいましたが、、、

努力は決して無駄にならない。
努力は必ず報われる。
努力した人は本当の幸せを味わえる。


今日は幸せな一日でした。

CIN 1で3ヶ月に一度検査しているんですけど、それって何?

趣味の会で初めてお会いした方に名刺を差し上げましたところ、アイラボさんてどんなお仕事をされていますか?ということで、『子宮頸がんやおりもの検査などをしています』といって、簡単な説明をしました。すると、「私、検診でCINの1と言われ、3ヶ月に一度婦人科を受診していますが、これって(CINの1)どういうことなのか良く分からないんですけど?」婦人科の先生はどのように説明してくれましたかと尋ねると、「何か専門的な説明はしてくれたのですが、私自身全く理解していません。」HPVというウイルスについても説明はなかったんですか?と聞くと、「全くありません」、、、と言うのです。
子宮頸がんとHPVの関係については、HPVワクチンのこともあるし、大半の国民は「知っている」と思い込んでいましたが、お話を聞いている時の表情から、ご自分の(CIN 1 )がHPV感染が原因であることは全く知らなかったようです。お医者さんも、そんなこと当然知っていると思い説明はされなかったのでしょうか?私のブログを見ている皆さんはそんなことないですよね。
立て続けにその方は「HPVの感染って、どうして起こるんですか?」と聞いてきました。
このような方に説明する時は、(その後、パートナーやご主人さんとの対応のことを考えると)一瞬緊張しますが、正直にお話しさせて頂いています。そして、感染しても全く症状がないのでいつ感染したのか全く分からない事多くの女性(日本ではなく欧米の調査では70%)は生涯一度は感染すると言われている事を伝え、だから子宮頸がん検診は世界中で行われている事、トラブルにならないでくださいね、と伝えるようにしています。
このようなことももあり、最近男性のHPV検査が増えています。その理由として、“大切な人に感染させたくないと思う(風俗利用経験があったり、複数の女性とお付き合いの経験がある)男性”、“お付き合いしてもいいけどHPV感染が心配なのでHPV検査を受けてくださいという女性”が増えているようです。

またまた話が横道にそれてしまいました。

この機会にCIN 1について説明しておきましょうね。
CIN 1とはCervical Intraepithelial Neoplasia の略で、日本語では子宮頸部上皮内腫瘍という意味の病理学的表現です。子宮頸がん検診は細胞診という方法で行われますので、(病理学的表現ではなく)
LSIL(Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion) 軽度扁平上皮内病変(軽度異形成)と表現されます。
軽度異形成とは、クラミジアや淋菌と同じようにHPVというウイルスの感染症という位置付けになります。
つまり、この方の現状は、HPV(ヒトパピロマウイルス)という子宮頸がんに関係のあるウイルスが感染しているという意味になります。(この写真は当人のものではありません)

アイラボの報告書で(CIN 1=LSIL)はどんな状態なのか?

この写真は、アイラボの郵送検査や健康保険組合から依頼された方に使用している細胞診の報告書です。一般の方にも理解して頂けるように若干表現を変えています。そしてもし異常が見られた場合、日本中どこの婦人科を受診されても先生方にご理解いただけるように診断の根拠となる細胞の写真を添付しています。
報告書の内容をもう少し個別に説明しましょう。。
この方が診断された「CIN 1」つまり軽度異形成(LSIL)は、子宮頸がん関連病変の中の入り口に相当する段階です。前にも述べたように、“HPVというウイルスの感染がある”という段階で、前がん病変ではありません。しかし、HSIL (高度扁平上皮内病変)の中の中等度異形成になると、人の細胞の遺伝子の中にHPVの遺伝子が組み込まれた状態になり、LSILの感染症から腫瘍の性格を持つ細胞へと性格が変わります。その意味では中等度異形成・高度異形成は前癌病変と言えます。
“ASC-HはHSILの存在が否定できない”時に使われる分類です。

子宮頸部のHPV感染については、その90%が免疫力によって自然に排除されると言われてります。
しかし、残りの10%が感染し続け(持続感染)中等度異形成や高度異形成に進みますので、LSILと診断された場合は定期的追跡検査が必要になります。
最近では、感染しているウイルスの型を調べることも可能になり、アイラボでは「HPVタイピング検査〈ハイリスク13種)」Kit005で調べることができます。
検診で、LSILと診断された時には婦人科を受診することになります。そしてもう一度細胞診検査を受けます。その際は「子宮頸管を含め」検査して頂くことを特に強調しています。その理由は、子宮の入り口から少し奥に入ったところに発生する“子宮頸部腺がん”を見逃さないためです。特に自己採取法で採取されたケースでは十分な細胞が採取されていない可能性があるので、この点を強調しています。(医師採取においても頸管内の細胞が採取されないこともあります)
再検査の結果“NILM”になることは少なくありません。採取の仕方がまずいことや性周期によって細胞が取れにくいことがあるためでです。確かにLSILの90%はいずれNILMになりますが、HPVが排除されたからと考えるのは誤りです。主治医の指示に従って定期的な検査が必要です。
細胞診とは別に、“HPV検査でウイルスがいなくなったかどうかを調べることも可能です。”

追跡検査は面倒がらずに受けましょう。

検診でHPVの感染を見つけたのですから、それを無駄にしないためにも追跡検査は面倒がらずに受けてくださいね。
追跡検査は通常細胞診で行います。LSILからNILMになることは、“異常な細胞がなくなった”ということですが、“HPVが排除された”わけではありません。排除されたかどうかはHPV検査の方が精度が良いと思います。
追跡検査のもう一つの意義はLSILより進行したHSILの細胞に代わっていないか?を見るためです。そのためには細胞診は欠かせない検査になります。

婦人科医からの細胞診依頼書にBV susp.の記載

“子宮頸がん細胞診検査で細菌性腟症が疑われても報告書にはその旨を記載しないで下さいということが検査機関内の取り決めになっていることがあります。
子宮頸がん細胞診検査が本来の目的ですので、“それは当然かも知れませんが、カンジダやトリコモナスは報告されるのに細菌性腟症はなぜ?”という思いで日々矛盾を感じています。
現に、婦人科の先生方からの検査依頼書に細菌性腟症(bacterial vaginosis=BV)に関する記載があること自体極めてまれなことです。
この度そんなまれなケースを経験しました。検査依頼書にはASC-USのfollow-upHPV検査(-)に加え、BV susp.とありました。こんな単純なことですが、私にとってはとても嬉しい出来事です。

私が細菌性腟症の研究を始めるきっかけになったのは子宮頸がん検診の検査依頼書に“におい⊕”と記載する女医さんがおりました。その先生に「先生が記載されるにおい⊕には何か意味がございますか?」と質問したことがあります。その先生は「父が診察の時に気づいたことはメモをするようにと言われていますので、“少し臭いが気になる患者さんにはそう記載しています。」という返事が返ってきました。”

子宮頸がん細胞診標本の中に細菌性腟症が疑われる所見が見られても、婦人科医はもとより患者さんにもこの情報は伝わりませんので、当然治療もされません。臭いは気にならない方もいますので、すべてが治療の対象ではないのですが、『細菌性腟症が疑われます(BV susupect)』の結果をもらった先生は『治療しますか?』と訪ねてあげることが出来ます。
今回は検査の責任者に『お医者さんが検査依頼書に“BV susp.” と記載しているのですから、是非報告書に反映させてください』とお願いしました。
今回検査した標本の中にはASC-USに相当する異型細胞は見られなかったのですが、典型的な細菌性腟症が疑われる所見が見られます。
やや紺色に染まっているもやもやが腟ガルドネラ菌の塊です。もちろん明らかな乳酸菌は見られません。
このようなほぼ典型的なケースについては多くの細胞検査士の方も診断に迷うことはないと思います。

細胞診検査を受けてもBVの報告は期待できないことが多いかも?

日本人は検診を受けるのが苦手な国民かも知れません。
『なんだか最近オリモノや臭いが気になるので今年は検診を受けてみよう。』そんな方、少なくないかも知れません。しかし、前述のように、子宮頸がん関連病変についての“異常”は見られなく安心できても、気になっていたオリモノや臭いの原因は“分からないまま”で終わってしまいます。
BVは病気というよりは腟内フローラの乱れによるものですから、“絶対に治さなくてはいけない病気ではないかも知れません”が、少なくてもQOLの面からは気になる方が多いのではないかと思います。

気になる方は是非ご相談ください

なぜかというと、細菌性腟症の原因は様々です。
勿論、腟内洗浄が原因で腟内フローラの環境がくるってしまう方が多いと思いますが、それだけではありません。
10代後半から20代に多く、30代でいったん減少し、40代後半からまた増える傾向があります。私の経験に基づく解釈では“10~20代は活発な性行動”、“30代は子育て中で性行動が安定”、40代以降に増加する原因は様々でそのひとつには入浴による(思いもしない腟洗浄)を考えています。

ご相談はお気軽に!
042-652-0750で椎名が承ります。
月曜日、土曜日は休みです。
水木金の午後はおおむねOKです。


検査を希望される方は
1)おりものが黄色い方は「おりもの&臭いの検査」
2)臭いだけが心配な方は「腟内フローラチェック」