3カ月前の会社の検診では異常なしでしたが、
アイラボの腟内フローラチェックを受けたら!

「3ヵ月前、病院で子宮頸がん検診を受けて異常なしでした。
オリモノと臭いが気になったので、アイラボのFemバランスチェックを受けました。
細菌性腟症が心配だったからです。」
検査結果は?
とてもきれいな腟内で、白血球は見えません。
オレンジ色に染まる細胞が主体で、
月経が終わって間もなくの感じです。
このタイミングは乳酸菌が比較的少なく、一般的に腟内はとてもきれいです。
細菌性腟症を疑う所見も見られません。
しかし、チョット待てよ???
中央付近に核がやや大きな細胞を認めます。
拡大を上げてみましょう。

やはり核が大きく、濃く染まっています

細胞の核がやや大きく、少し濃く染まっています。
私たち細胞検査士はASC-USかLSIL か診断が迷う細胞です。
Femバランスチェックは腟内フローラの状況とホルモン活性の状態を見る検査です。
アイラボでは自己採取検体は全て「検体の適否判定」を実施しています。
細胞診検査と同じ標本を作製し、
ちゃんと採取されているかを確認するためです。
お医者さんが採った検体ではないので、とても重要な仕事です。
この作業をしていると同時に腟内の状況が見えてきます。
例えば、腟炎があるか?異常な細胞があるか?
カンジダやトリコモナスも見えてきます。

セルフメディケーションが大切

3ヵ月前の検診で「異常なし」の結果をもらっているので、
予期せぬ出来事って感じです。
でも、このようなケースは少なくありません。
医師採取でも自己採取でも良く起こることです。
HPVに感染していても、異型細胞が見られないこともたくさんあります。
検査は常にその時の状況を正確に反映しているとは限りません。
だから、2年に一度の検診は大切なのです。
検診を受けていても、
常に自身の健康状態をチェックする事が大切
セルフメディケーション
(自分の健康は自身で責任をもって管理する)