新しいサイトをちょっとのぞき見
第1層女性特有の病気を正しく知ろう 第2層症状から考える 第3層検査・受診の選び方

皆さんこんにちは。
いつもDr.シイナのサイトやブログを見て頂きありがとうございます。
このサイトも来年の3月で5年になります。
私自身も当時75歳でしたが、79歳になりました。
これからの5年も、皆さんと一緒に「女性の健康と活躍」を考えてまいりたいと思います。
気力、体力が続く限り、ご一緒頂ければ幸いです。
今回挑戦しているサイトは、AIの技術を駆使しながら進めています。
80歳を迎えるまでの一年間、アイラボの天使や若き後継者の卵と一緒に、AIに挑戦します。
その内容を少しずつ紹介していきますね。

第1層は
「女性特有の病気を正しく知ろう」です

1-1 はじめに
このサイトは、女性の健康と活躍を支援することを目的に立ち上げました。開設から5年という節目を迎え、このたび内容を大幅に改修しました。
これまで「シイナのブログ」にお付き合いいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
新しいサイトでは、特殊な病気ではなく、誰もが経験する可能性のある女性特有の悩みや身近な病気を中心に取り上げます。
身体からのサインに気づき、必要な検査や医療機関への相談につなげるための情報を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
正しい知識は、自分自身と大切な人を守る第一歩です。
まずはDr.シイナと一緒に、身体の変化を「正しく知る」ことから始めましょう。
「Fem+2024―女性の健康と活躍を支援する展示会―」で
正しく知ることで大切な人を守れます。
1-2 「正しく知る」ことの意味
人の性のあり方はさまざまで、どれが良い、どれが悪いというものではありません。性を自分らしく、明るく、健康的に捉え、充実した人生を送ることが大切だと考えています。
性は、喜びや安らぎ、人とのつながりをもたらす一方で、病気や望まない妊娠など、健康上の問題と関わることもあります。
大切なのは、こうした問題を必要以上に恐れることではありません。正しい知識を身につけ、普段と違う身体の変化に気づき、必要に応じて検査や医療機関への相談につなげることです。
自分らしく、健やかに毎日を過ごすために。
そして、自分自身と大切な人を守るために。
女性特有の悩みや病気について、「自分には関係ない」と思っていませんか。気になる症状があっても、そのまま我慢していませんか。
病気の中には、早く気づき、適切な検査や治療につなげることで、身体や将来への影響を小さくできるものがあります。
まずは、身近な病気にはどのような症状や身体からのサインがあるのか、そして、どのような場合に検査や医療機関への相談が必要なのかを、一緒に学んでいきましょう。

こんな感じです。
多少の修正はあるかも知れませんが、私達の思いがうまく伝わるように頑張ります。
AIを活用したことで一番感動したのは、“優しく伝える”でした。
今まで以上に、優しいDr.シイナになれればとの期待が膨らみます。
今晩はここまで
おやすみなさい。
心配事を画像で表現
正しく知ることで、大切な人を守れました。
9/8更新
1-3 普段と違う変化が受診につながったご夫婦の体験談
ある知人ご夫婦と食事をした際、私は「おりものやにおいの変化は、身体からの大切なサインになることがあります。」とお話ししました。
それから約5年後、奥様のおりもののにおいの変化にご主人が気づき、以前の話を思い出して受診を勧めたそうです。医療機関で検査を受けた結果、子宮頸がんが見つかり、治療を受けることができました。
もちろん、おりものやにおいの変化だけで、子宮頸がんかどうかを判断することはできません。また、子宮頸がんやその前段階では、症状が現れないこともあります。
この体験談が伝えているのは、普段と違う身体の変化を見過ごさず、受診につなげることの大切さです。
※子宮頸がんの前段階では、おりもの、出血、痛みなどの症状がない場合があるため、症状の有無にかかわらず定期的な検診が重要です。

1-4 デリケートゾーンの悩みを感じた人91%
病気の早期発見や適切な健康管理のためには、身体のちょっとした変化をそのままにしないことが大切です。
アイラボが、2024年10月17日から19日に東京ビッグサイトで開催された「Fem+2024―女性の健康と活躍を支援する展示会―」で、「デリケートゾーンの悩みを感じたことありますか?」としたアンケートを実施したところ、回答者280名のうち91%が「おりものやにおいで悩んだ経験がある」と回答しました。
また、花王フェムケアラボが2023年10月に10~60代の女性4,582名を対象に行った調査でも、84%がデリケートゾーンに何らかの悩みやトラブルを経験していました。特に多かったのは「かゆみ・痛み」「尿もれ・頻尿」「におい」でした。
調査の対象や質問内容は異なりますが、デリケートゾーンの悩みが多くの女性にとって身近な問題であることが分かります。
おりものやにおいの変化には、治療が必要な病気が関係している場合もあれば、ホルモンバランスや腟内フローラの乱れなどが関係している場合もあります。
原因を症状だけで判断することはできません。だからこそ、身体からのサインについて「正しく知る」ことが大切です。

「Fem+2024―女性の健康と活躍を支援する展示会―」でのアンケート超過の結果
Fem+2024 の会場での調査途中経過です。

第2層は、「症状から考える」です

おりものは病気のサインかも
チョットした変化が病気のサインかも?
9/11更新
2-1 おりものの色
おりものの色や量は、月経周期や体調によって変化します。ただし、普段と違う状態が続く場合や、におい、かゆみ、痛み、出血を伴う場合は、病気が関係していることがあります。


透明・水っぽいおりもの
排卵期には、透明で水っぽいおりものが一時的に増えることがあります。増加が続く場合は、感染症や子宮・腟の病気なども考えられるため、婦人科に相談しましょう。

黄色や黄緑色のおりもの
炎症によって増えた白血球などが含まれている場合があります。性感染症を含む感染症や、閉経後の腟の変化など、原因はさまざまです。

白く、かゆ状・おから状のおりもの
強いかゆみを伴う場合は、腟カンジダ症の可能性があります。腟カンジダ症は一般に性感染症とは分類されず、抗菌薬の使用、妊娠、体調の変化などをきっかけに発症することがあります。

灰白色のおりもの
魚のようなにおいを伴う場合は、腟内フローラの乱れによる細菌性腟症などが考えられます。妊娠中に異常を感じた場合は、早めに産婦人科へ相談しましょう。

茶色・褐色のおりもの、血が混じったおりもの
茶色や褐色のおりものは、時間がたった血液が混じっている場合があります。月経期間以外に繰り返す、長く続く、閉経後にみられるといった場合は、早めに婦人科を受診しましょう。
おりものだけで原因を特定することはできません。普段との違いを受診の目安にしてください。


9月22日更新
2-2 におい
においの強さや種類の感じ方には個人差があるように思われますが、健康な腟内では乳酸菌が優勢で、おりものにわずかに酸味のあるにおいを感じることがあります。
強いにおいが続く場合は、腟内フローラの乱れや感染症などが関係していることがあります。血の混じったおりものや強い悪臭を伴う場合は、早めに婦人科へ相談しましょう。

2-3 かゆみ・痛み
におい、おりもの、かゆみは、女性を悩ます3大不快感です。かゆみの原因は、夏季に多く見られる蒸れからくるかぶれや湿疹、アレルギー性の皮膚炎、腟内フローラの乱れ、カンジダ症やトリコモナスの感染など様々です。においやおりものの性状と併せ考えると、疑われる原因が見えてくることもあります。
痛みの原因も下着との摩擦からくるかぶれ、閉経後に起こる皮膚の乾燥、感染症に伴う炎症など様々です。単純ヘルペスウイルスの感染で性器ヘルペスを発症すると歩行困難になることがあります。早めの受診が大切です。

2-4 不正性器出血
排卵の前後には、ホルモンの変化に伴って少量の出血がみられることがあります。
ホルモンバランスの乱れで起こる機能性出血、クラミジアなどの感染症や子宮筋腫などの良性腫瘍、子宮体がんなどの悪性腫瘍、など、原因は様々ですので、婦人科を受診しましょう。

2-5 早めに婦人科を受診した方がよい症状
いつもと異なる症状は、 “病気のサイン”かも知れません。
月経期間以外の出血は、感染症、ホルモンの変化、良性・悪性の腫瘍など、さまざまな原因で起こります。特に出血を繰り返す場合、閉経後に出血した場合、強い痛みやめまいを伴う場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

2-6 症状がない場合の検診・検査
がんなどの病気の中には、初期には自覚症状がほとんど現れないものがあります。症状がない時に受ける定期的な検診は、病気の早期発見につながります。年齢やこれまでの検診歴に応じて、自分に合った検診を受けましょう。


2-7 検査・受診方法を確認する
いつもと違う症状がある場合は、婦人科の受診が基本です。特に不正出血、強い痛み、発熱、症状の長期化がある場合は、郵送検査だけで済ませず、早めに受診してください。
症状がなく、性感染症への不安などから検査を希望する場合には、郵送検査も選択肢の一つです。ただし、郵送検査で分かることには限界があります。結果に異常がある場合や症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
受診すべきか迷っている方は、無料相談をご利用ください。
電話で無料相談
日本性感染症学会認定士(藪崎宏美氏;検査部長)が対応します。
無料電話相談、お気軽に
アイラボには3名の日本性感染症学会認定士が在籍しています。
仕事をしながらの対応ですので、ご質問内容を整理してくださいね。
とは言え、お気軽にご相談ください。

第3層は、「検査・受診の選び方」です

9月25日更新

第3層 検査・受診の選び方
3-1 婦人科を受診する

いつもと違う症状がある、妊娠に関する心配がある、感染症が気になる、子宮頸がんが心配――女性特有の悩みはさまざまです。
こうした悩みに対応するのが婦人科です。症状があるときや不安が続くときは、ためらわず早めに受診することが基本です。
しかし、日本の子宮頸がん検診受診率は、2019年が43.7%、2022年が43.6%と、依然として低い状況が続いています(厚生労働省「国民生活基礎調査」)。
国や自治体だけでなく、私たちが所属する日本臨床細胞学会細胞検査士会も毎年啓発活動を行っていますが、十分な受診率には達していません。早期発見につなげるためには、受診しやすい環境づくりと、さまざまな角度からの働きかけが必要です。
3-2 郵送検査を利用する
郵送検査は、何らかの理由で婦人科を受診することをためらっている人や、受診すべきか迷っている人のための補助的な検査手段です。
例えば、においやおりものの変化、感染症への不安など、「この程度で受診してよいのだろうか」と迷う場合に、身体の状態を知るきっかけになります。
婦人科領域の感染症の中には、採取した検体を用いた形態学的検査や遺伝子検査によって調べられるものがあります。ただし、郵送検査は医師による診察や医療機関での検査に代わるものではありません。
検査結果に異常があった場合や症状が続く場合は、その結果を持参して医療機関を受診しましょう。受診先では、必要に応じて改めて検査が行われることもあります。
利用する際は、次の点をあらかじめ確認することが大切です。
• 何を調べる検査なのか
• どのような方法で検査するのか
• 検査できない病気は何か
• 陽性または判定不能の場合に、どのような案内や支援があるか
3-3 郵送検査では対応できないこと
郵送検査では、原則として利用者自身が検体を採取します。そのため、自己採取器具で採取できる部位や検体には限界があります。
例えば、子宮内膜や子宮頸管内の細胞を、自己採取器具で適切に直接採取することは困難です。また、腟から自己採取した検体による検査は、医師が子宮頸部を観察して行う診察や細胞診の代わりにはなりません。
検査結果が陰性であっても、子宮頸がんや子宮体がんなど、すべての婦人科疾患を否定できるわけではありません。特に、不正出血、性交時の出血、強い痛み、発熱などがある場合や、症状が続く場合は、郵送検査だけで判断せず婦人科を受診してください。
検査キットを選ぶときは、検査できる病気だけでなく、自己採取できる部位、検査の限界、異常が見つかった後の対応についても、提供企業に確認することが大切です。

3-4 アイラボの郵送検査の考え方
アイラボの郵送検査は、恩師である故・八田賢明先生の言葉をきっかけに始まりました。八田先生は産婦人科医、細胞診専門医として、千葉県松戸市のジュノ・ヴェスタクリニック八田の院長を務めておられました。
あるとき、八田先生から次のようなお話がありました。
「椎名君、女性はお産以外では、私たちのところ、つまり婦人科クリニックには来たくないものです。そのため、不妊症や子宮がんなどの発見が遅れてしまうケースも少なくありません。何とか、精度の高い自己採取による郵送検査を考えてくれないか」
この言葉が、現在まで続くアイラボの郵送検査の原点です。
気になる症状があっても、さまざまな理由から医療機関の受診をためらう人がいます。また、自分はがんや性感染症とは関係がないと思っている人や、日々の忙しさなどから検診を後回しにしている人も少なくありません。子宮頸がん検診の受診率が半数に満たない現状からも、受診や検診につながっていない女性が多いことが分かります。
だからこそアイラボでは、郵送検査であっても、可能な限り精度の高い検査を提供すること、そして検査の前後を丁寧に支えることを大切にしています。
婦人科細胞診では、自己採取に適した採取器具「セルソフト」の開発、検体の液状化処理による標本作製法の改善、さらに標本を観察する細胞検査士を対象とした特別研修などに取り組んでいます。
また、検査の前後に利用できる無料相談窓口を設け、臨床検査技師、細胞検査士、性感染症学会認定士などの専門資格を持つスタッフが相談に対応しています。
アイラボの郵送検査は、医療機関の代わりになることを目指したものではありません。検査を通じて身体の変化に気づき、必要な人を適切な婦人科受診へつなぐ――その「橋渡し役」を果たすことが、私たちの最終的な目的です。

3-5検査キットの種類
アイラボは、形態学的検査の一つである「細胞診」を得意とする検査会社です。
私の専門は感染症の細胞診で、これまでクラミジア、細菌性腟症、単純ヘルペスウイルス感染症、HPV感染などについて研究してきました。また、同僚の大河戸先生(杏林大学保健学部教授)は、細胞診とHPV遺伝子検査の専門家です。
こうした経験を生かし、アイラボでは、細胞の状態を顕微鏡で観察する形態学的検査と、病原体の遺伝子を調べる検査を組み合わせた郵送検査キットを提供しています。
■アイラボの主な検査キット
アイラボでは、検体が適切に採取されているかを確認するとともに、採取部位の環境も可能な範囲で調べています。検査結果や細胞の状態に応じて、必要な方には追加検査をご案内します。
例えば腟内の検査では、腟炎、カンジダ、細菌性腟症、HPV感染などの有無や、炎症を示す白血球の増加を確認します。
■ HPV検査
企業の子宮頸がん検診にも採用されている検査です。
自社で共同開発した採取器具「セルソフト」を使用し、HPVの有無と併せて腟内環境を確認します。HPV陽性の場合は、採取した検体を用いた細胞診検査を追加できます。
HPV陽性の方には、検査結果を持参して婦人科を受診していただくようご案内します。陰性の場合も、年齢やこれまでの検診歴、自治体・勤務先の検診制度などに応じて、適切な時期に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
■ Femバランスチェック
腟内フローラとホルモン活性を同時に調べる検査です。
更年期を迎えた方、腟内環境やにおいが気になる方などにご利用いただけます。また、乳酸菌飲料や乳酸菌サプリメント、フェムケア製品などを使用する前後の変化を確認する研究にも活用されています。
■ 婦人科トータルセルフチェック
アイラボが最初に開発した、細胞診と遺伝子検査を組み合わせた検査キットです。
子宮頸部の細胞の状態と、おりものやにおいに関係する感染症・腟内環境を一度に調べます。対象となる感染症がすべて陰性でも白血球の増加が認められた場合には、マイコプラズマなどの追加検査をご案内することがあります。
■ おりもの・においの検査
おりものやにおいの変化が気になる方を対象とした検査です。
細胞診により、トリコモナス、カンジダ、細菌性腟症、腟炎などの所見を確認し、遺伝子検査により淋菌とクラミジアを調べます。
対象となる感染症がすべて陰性でも白血球の増加が認められた場合には、マイコプラズマなどの追加検査をご案内することがあります。
■ HPVタイピング検査
高感度多種類HPV検出法「uniplex E6/E7 PCR」を用いて、39種類のHPV型を調べる検査です。
各HPV型を均等な感度で検出でき、複数の型への重複感染も区別できます。女性の腟・子宮頸部だけでなく、男性性器や咽頭を対象としたHPV検査も提供しています。
以上が、アイラボで提供している主な検査キットです。
各検査の対象、検査項目、採取方法、費用などの詳細は、アイラボ本サイトでご確認いただけます。検査キットも本サイトからお申し込みいただけます。
※郵送検査は、医療機関における診察や確定診断に代わるものではありません。症状がある方、検査結果が陽性の方、検査結果にかかわらず心配が続く方には、医療機関の受診をお勧めします。