この少女はどんな悩みを誰に相談したのかな?

アイラボのキット購入者が検査をしたい人本人とは限りません。
例えば、お子さんがお母さんに悩みを相談して、
お母さんが購入されるケースもあります。

今回の検査依頼者(検体提出者)は15歳の少女、
アイラボの購入者リストにはない方からの検体が届きました。
いつものように、早速顕微鏡をみてみましょう
白血球が全く見えないきれいな標本です。
この子はどうしたんですかね?
皆さん、この子の悩みの原因分かりますか?

きっと誰かに相談しなくてはいられなかったのでしょうね

彼女はお母さんにこんなことを相談したのでは?
「お母さん、何か、最近いつもと違った“におい”が気になるんだけど」
もしお母さんに相談できたのであれば、
あなたは、おりこうさんです。

お母さんも“おりもの”や“におい”で悩んだことあるからです。

優しいお母さんだね

おかしかったら病院!
そう考えるのが普通です
でも、15歳で婦人科のクリニック?
「あの子どうしたのかね」という視線も気になる?
娘の身になれば、当然敷居が高くなります。
「大丈夫!お母さんもそんなことあったよ」、、で終わることも。
このままにしておくのは心配なことも。
ヘルスリテラシーの高いお母さんだったら
先ずは“自宅で検査”出来る“郵送検査”で
様子をみるか?
そんな判断でしたかね?
私達が郵送検査を始めた理由はここにあります。

結果はこの通り

性病(性感染症)ではありません。
ひどい腟炎でもありません。
もちろん、癌など重大な状況になるものでもありません。
結果は“細菌性腟症”が疑われます。
腟内フローラのバランスが崩れてしまっただけ。
細菌性腟症のこと少し勉強して、
しばらく様子をみましょう。
なかなか改善できなかったら、
オンライン診療という選択肢もあります。