Fem+ 2024 ~女性の健康と活躍を支援する展示会に参加して
1. メインテーマ:子宮頸がん“0”を目指してとは

私達アイラボは会社設立当初から「子宮頸がんゼロの町〇〇」と題した活動をしてきました。それは「検診を受ければ子宮頸がんで死亡する人をゼロにすることができると言われた我が国における子宮頸がん検診のパイオニア野田起一郎先生の言葉があったからです。開業当時、子宮頸がん検診の受診率は低く、その要因は「恥ずかしい、忙しい、面倒」と考えていましたので、それら問題を一掃できる自己採取法(自宅で自分が採取する方法)の検査精度向上に関する研究を始めました。

欠点があるものの、加藤式採取器具ならなんとか行ける!

自己採取法に関しては学術論文そのものがほとんどないため、限られた資料を基に医師採取と自己採取に関する検査精度をまとめたのがこの1枚のスライドです。そして加藤式の有効性は論文としてまとめました。そしてこれが子宮頸がん“0”を目指す第一歩になりました(検診が苦手な人には使える目途が立ったのです)。
しかし、子宮頸がん検診ガイドラインでは「自己採取はダメ」、、、この事で加藤式採取器具を提供した会社は廃業に追い込まれましたが、セルソフトの開発を進めていた大阪の大成化工株式会社に引き継がれました。

そして今年、HPV検査が子宮頸がん検診推奨ランクAに、、、!

私達が目指す子宮頸がん“0”の目標を実現させるためには、現在の医師採取細胞診による検診(受診率47%)だけではなく、より検診を受けやすい自己採取HPV検査が選択できることで、少なくても受診率の大幅な向上が期待されます。私達は小さな会社ですので、大手の会社と渡り合うためには常に会社の存続をかけの検査内容の充実と向上に挑戦しています。
この度、子宮頸がん検診にHPV検査を導入することに関しては社内で新たな機運が生まれました。
そこにはあくまで検診受診者検査会社や検診機関の

そして今年、HPV検査が子宮頸がん検診推奨ランクAに、、、!

私達が目指す子宮頸がん“0”の目標を実現させるためには、現在の医師採取細胞診による検診(受診率47%)だけでは達成が困難であることがこれまでの経緯で立証されました。(より検診を受けやすい)自己採取HPV検査が選択できることで、少なくても受診率の大幅な向上が期待されます。、しかしわが国における健康に関するリテラシーは極めて低く、各種の啓蒙活動やその支援には限界が来ていると思われます。ちなみに、国民生活基礎調査から得られる受診率の伸びは頭打ちの感があいます。